国歌の強制は無粋である
- カテゴリ:日記
- 2011/06/07 18:03:37
国歌、国旗のようなものは対内的には愛国心を涵養し、
対外的には日本の象徴であります。
外国を旅行するとき、入国審査官が貴方はどこから来たか、
英語や母国語で質問します。
入国審査官というのは、犯罪者や不審者を母国に入れない
水際の仕事ですから、厳しくて当たり前です。
その際、日本のパスポートと日本人であることの表明は、
ハッキリ言って「無敵」です。
水戸黄門の印籠と言っても言い過ぎでないです。
他の国の方が入国審査に随分時間がかかっているときに、
日本人旅行者の殆どは、フリーパス、もしかすると日本語
でさえ語りかけてくれます。鞄を開けろなど滅多に言われないです。
(自分は鞄を開ける指令を受けたことは一度も無いです)
これが、先人である自分達の先輩日本人と
日本国が積みあげてきたものです。
ところで、生きて行くのに必要なものが色々あります。
お金、車、仕事、健康、etc、、
日本国という国にも生き残るために必要なものがあります。
国防、教育、技術、原料、etc、、
しかし、それよりも前に、日本が日本である根幹、つまり
「信用を築く事が他のなにより大切である」
ということを身をもって実践してきたことが、
明治以降の日本が考える国際関係と思います。
味方には心強く、敵に対しても騎士道を忘れない、
これからも、そういう日本であって欲しいものです。
さて、国歌に関して巷間やかましくその強制に対し賛否が
語られていますが、国歌を歌うのは当たり前であります。
教職員の前に、日本人であるなら、国歌を歌いましょう。
なるほど、それがお嫌でしたら、特段何処とは言いませんが
国歌の強要されない国にご自由に行かれてはいかがでしょうか。
日本には移動の自由があります。
(隣国にはない国もあります)
もしも、教師として国歌を歌うのが嫌、思想信条にそぐわない、
そうであるなら、その教師は生徒に何を教えるのでしょうか。
上長の命令に背けるのなら、生徒は先生の決める規則に
何故従うのでしょうか。それは先生、生徒、学校、納税者、
親御様にとって不幸であります。
国歌を強要しない国に行く、あるいは国歌を強要しない
ポリシーの私学学校で教鞭をとられる、または教師以外の
職に就くなど色々な身の振り方があると思います。
そのような教師を採用したのなら、教育委員会に採用責任が
あります。
今後はルールを反故にすることを思想信条の自由など
美名で騙る教師を採用しないよう、当該部署の採用精度向上を
期待します。
皆さんの中でもしも、国歌国旗を尊敬せずに良い、という国があり、
(日本、中国、アメリカ、韓国、ロシア、北朝鮮、台湾、フランス
イギリス、ドイツ、イタリア、カナダ等主要国・近隣国)
それで教師が務まるという事例がありましたら、お知らせ下さい。
(中国の天安門で体制の不平を言えば戦車で自国民が殺され、
金正日国家指導者の悪口を言えば、公開処刑されます。
皇居前広場で体制の不平を言っても何ともならないし、
霞ヶ関で首相の悪口を言ってもこれまた何ともなりません。
お門違いの思想信条の自由は思想信条の自由を汚します。
どうかお気をつけ下さい。)
私は、日本最後の旧制高等学校生に育てられました。
旧制の教育は、日本の理想的な教育の手本と言われますが、その教育の根幹には、人としての在り方が示されています。精神の士族、貴紳などという考え方がありますが、recoさんの訴えるのは、これではないでしょうか。
現在進行形で進んでる原発問題も危機感が無く国際的信用を失った感がありますし。
今の人はどうも自由と言う言葉を履き違えてる感がある様に感じます。
私の思う自由とは法を守る事が前提だと思いますが何か違う感じがしてます。
私は自転車屋を経て今はトラックのドライバーしてますが昔よりも
交通ルールが守られてない気がしますね。
自転車は無灯火で走るし酷い時は自動車まで・・・・・・・・・・・・・
歩行者も横断歩道が無い道路を平気で渡る傾向が強くなりました。