Nicotto Town


きいてニコタリーナ


アンドロイドになりたい

……今日は夢に虎徹さん出てこなかった……ほっとしたようながっかりのような。

俺に妻子がいて深い愛情を注ぐ夢と、中学までの友達が出てくるミステリーな夢を見た。

てかこの中学までの友達、ね。かなりしょっちゅう夢に出てくる上に、

なんかいつも百合風味なんだけど。儚げな子を、私ともう一人で取り合うの。どろどろ。

(それは遠い昔の現実に近い風景でもある。当時から私は狭量で情が濃くて、

大好きな友達が他の子と仲良くするのが許せなかった。執着してた)

妻子がいる夢といい、女から遠ざかってきてるなあ。



ここにいる自分じゃないものになりたい、という思いが、

私の創作(というほどのものじゃないけど)の全てだと思う。

脳内なら何にだってなれる。誰にも邪魔されない楽園のお人形遊び。

勇者に、魔法使いに。戦いを、ロマンスを。

胸の奥にある、自己を映す歪んだ鏡と、いつまでも不毛に向かい合う。

そこには私しかなく、私以上の何にもなれない。

私じゃない何かになりたいと始めた遊戯が、結果的には私を私に限定する。



でだ。これをただの非生産的で不毛な行為、で終わらせてしまわないために

何ができるのかを考えようじゃないかと。

……やっぱり一番に考えつくのは、

この空想を何かまとまった形にして発表するとかそういうことだよね。

小説? マンガ? でもそこまで落とし込むには、

今の段階では絶望的に人生経験が足りない気がしている。

私はまだ自分の物語に満足していないんだ。いつでも飢えている。

この子たちを育てるために、飢えを満たすために何ができる?

人生経験を積むこと。どこで?どうやって?何をする?

取り敢えず、部屋に籠もっていることがその目的に反することは疑いようがない。

目的本位に、働いて、本を読んで、勉強して、何より人と触れ合って、

自己を高めなければいけない。高めたい。

自分じゃないものを目指すことは、生産的に働けば向上心になるかも知れない。



自分が何に幸せを感じるかをつらつら考えるに、私の場合一つ考えられるのが

「自分が他の何とも違う唯一無二の価値ある存在であることを感じる時」らしい。

目立ちたいとかじゃないの。ただそれを感じて、揺るぎなく信じたいの。

それを目指す時、私は何をすべきだろう。




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