✪遊園地 6
- カテゴリ:30代以上
- 2011/06/04 11:11:22
魔法の遊園地は見た目はうすら寂しい光景だけど、
中身は想像以上の物だったサラと歩ったこの場所を私は忘れない。
「困ったっね・・・これじゃ乗り物に乗れないね」
「乗り物に乗りにきたんじゃないから、いいでしょ」
サラは言った、
せっかくだから経験者であるサラが30度ずれた遊園地を案内してくれることになった。
この30度のずれって・・やっぱ何とも手ごわかった、
試しに体を斜めに傾けてみた。
でも、それはそれだけのことで別に何も変わらなかった。
私の仕草を見てサラはクスクスと笑っていた。
魔法の遊園地はかなり広くて、出口とか柵とかが全然見当たらない。
まるで二人は深い森の中をさ迷っているかのようだった、
地面にめり込んだ乗り物たちの森。
「この遊園地にあるものはぐるぐる回るものばかりなんだね」
「そぅ、時計だからょ」
「でも時計がみんなグルグル回る物ばかりじゃないでしょ・・デジタルとか」
「・・・・デジタル? 、うん、確かに、でも私はああいうものは認めません」
サラは変なとこが頑固なんだと思った。
「だって時計は時刻表示装置でしょ」
「ちがうわょ、時計は具体的な姿をとって現われたものなのょ。
つまり、時計とは時間の外観の事なんだもの。
単なる時刻表示器とは、全然違うものょ」
「そぅ言うならデジタルの時計だって、時間の外観の別の現われじゃん」
「違うったら、違います。
デジタルは常に一つの時刻を告げるだけですから、
あれは単なる報告者であって時間そのものなんです」
またである・・・・、
「わかったような、わからないような・・・・・・」
私は何回も首をかしげながら時間と時計について考えた。
頭の中は時計のようにグルグルとまわっていて、
サツパリ収集がつかなくなっていた。
「あ!! そぅだ・・・グルグル回らないものが一つあった」
サラはそぅ言って少し小走りになった、
「これょ」
それは、キリンの形をしたゴンドラのロープウェイだった。
「乗ろう・・」
サラは私に初めて手を差し伸べた、
私はサラの手をしっかりと握りながらゴンドラに乗った。
ゴンドラは無人で私たちが乗ると滑るように動き出した、
太いケーブルが何本も柱に巻きついていて、
ゴンドラは丘の上に向かって進んで行く。
「丘の上には何があるの?」
「別に、ただこの遊園地が一望のもとに眺められるのよ。
ほら、ここの観覧車はそんなに大きくないでしょ」
「なるほど・・、それにしてもずいぶん高く上がるんだね」
「上まで行ったらこの遊園地の全景が見えるから」
「楽しみだな~、遊園地の外には何が見えるんだろう」
私は魔法の街や海や変わった風景を期待した。
「遊園地の外は遊園地ょ」
「その遊園地の外は?」
「また遊園地なのょ、さかいめがないのょ。
この世界は全部が遊園地ので出来てるのょ」
「この世界は全部遊園地・・・・」
私はまた少しがっかりした、このうすら寂しい遊園地が無限大に続いているなんて。
丘の上に着いて下を見下ろすと、
その遊園地は色々な形の時計でいっぱいだった。
大きな時計に小さな時計、丸や四角や三角と色々な物がみんな同じ角度で並んでる。
そして・・物音一つしない、外の世界から見えたあの風景と同じだった。
「ねぇ・・ここに入ろう」
サラが指さしたのはミラー・ハウスと書いてあるアトラクションだった。
「うん・・いいけど、ここって何があるの?」
「うん、会わせたい人がいるんだ」
そぅ言って私たちは手をつないだままミラー・ハウスに入った。
当然中は鏡張りで、迷路になっているのかと思いきゃ違った。
大小さまざまな大きさの鏡が宙に浮いている、
その数たるや・・何千、ううーん何万もあるように思えた。
ハッキリ言って数えきれないほどだ、
その鏡は歩くたびにすり抜けられて何かの映像のようにも見えた。
どれくらい歩っただろう、
「ここね」
私はその時後ろから声をかけられた。
ドキドキしてる? 。
もう一人増えてお話はどこに向かうのかな^^
ドキドキワクワク^^
さて、次に現れる懐かしいものたち。
ユックリ暇な時にでも、読んでくださいまし。
想像で入っちゃいましたーん^^
楽しみにしてます^^ 純粋にw
さて・・・どないしょ? 。
ちょっと不気味な感じがしてきちゃった。
三人目の登場人物はどんな人?
物語おやすみしょうか・・書くか・・・うーん。
花時計か・・・私もどこかで見た記憶が・・・。
訳のわかんない物語はさらにわからなくなります。
デジタルはそれなりにいいとこもあるんだけど、やっぱり針だね。
この魔法の遊園地のミラーハウスも楽しそう♪
30度・・・時計の針をグルグル、グルグル
グルグル逆回しいたら 遊具達も戻るんじゃないのーー??
って、違うかーw
ミラー 2つが3つ4つ・・・重なり合って映し出しあって
またミラーが永遠に なんて考える深夜である^^;;;
30度って意外にに傾きあるものね。
実際に室内の軽く移動出来る小物を両手に、天井から下げてあるものを顎でおさえながら、傾けた。
やっぱり最初にとった動作は30度「体を斜めに傾けてみた」だ。水平線が気になる。
で、反対側に側に同じくらいに身体を傾けてみたほうが、なんか楽しくなったよ。
パラレルはミラーワールドにつながるんだ! ますますのめり込みそう!!
アレはその時の時刻は分かっても・・・感覚的に時間がつかめないです。
何はともあれ続きが楽しみ^^
あははは・・無理して書かなくていいょ。
脳みそ グールぐる。
ミラーハウス ドキドキ・キョロキョロ・・・・ 迷子に なっちゃう。
続きを 期待してます。
それは大人が考える事ですもんね、子供はそんな事考えないから。
鏡の部屋はどれが本当の自分の姿なんだろうと考えてみたりしました。
全部が遊園地・・・ちよっと嬉しいような、怖い様な世界でえすね~。
チョット以外な言葉あそびでし。
読み応えがあるな~~!!!
続きが気になります!!!
今回のブログの表現で
>私はまた少しがっかりした、このうすら寂しい遊園地が無限大に続いているなんて。
が好きです^^
あははは・・・私も見たから知ってる。
それは自分の歴史でし。
たくさん話したくなる・・・でも・思い出せない。
いっぱい・・たくさんの人。
でも私はデジタル腕時計も持ってます。
仕事でした・・・ホントは夜アップするつもりが間違っちゃたんでし。
カレイドスコープ・万華鏡・・・また一つ買ってしまった。
懐かしい街角に懐かしい人々。
鏡の部屋、ときくと、
「燃えよドラゴン」のクライマックス、鏡の間でのハンとの死闘、を思い出さずにはいられません。。。
あ、関係なくてごめんなさいw
振り向いたら誰がおるんじゃろぉ^^
デジタルってなんか温かみなくて、時を刻んでる感じしないんだよね。
ミラー・ハウスには一体誰がいるんやろう^^
時が感じられて。
天気が良くて風が気持ちイイですね~♪
こんな日は遊園地で遊ぶのも楽しいかもwww
サラちゃんの言ってることがよくわかる。
万華鏡のようなブラちゃんの世界。
気になる~
続ききになる~~~~
でも、鏡だらけのところって目まわりそうなりー^^;
合わせ鏡の三枚目見ちゃいけないんだよねってそっち方面にはいかないんだもんね^^