✪遊園地 5
- カテゴリ:30代以上
- 2011/06/02 17:17:47
その大きな物体は私達の真上から静かに、
楽しい音楽とともに降りてきた。
25時の時報とともに私とサラの足元にニョキニョキと芽が出て、
大きなつぼみになりその中からピエロが現れた。
「やぁ!! お迎えで~す、お二人さん・・ご案内~に参りました」
何ともピエロかい、
サーカスじゃないんだからピエロは違う気がすると思ったのは私だけかな。
「え!! だって遊園地の中にもサーカスのアトラクションがあるょ」
ぎょ、私の心の声が聞こえるのか・・声に出してないのに。
「深く考えなくて・・よろしぃ、さぁ私の車で遊園地まで行きましよう」
そんな・・考えただけで心が読まれちゃうのか、なら、
遠慮しないでズケズケと言ってやる。
私はまた地面を見た、ピエロが出て来た時のように車も現れるのかと。
すると、頭の上から何やら楽しげな音楽・・ズンチャンピロピロ~♪バンバンポロロ~ン♪。
それは巨大なメリー・ゴーランドが私達の真上から静かに降りてきた、
楽しげな音楽とともにユックリと回転しながら。
そのメリー・ゴーランドはまた実に不思議でまるで動物園のようだった、
ウサギやカメやキリンにゾウ、はたまたライオンやパンダと同じ動物は一つもない。
小さな動物も大きな動物もみんな同じサイズで出来ている、
その光景はまた何とも不思議に見えた。
そこに収まっているのは動物だけで、馬車みたいなものは一つもなかった。
「さぁ!! お好きな車にどうぞ乗ってください」ピエロは言った、
これが車か・・・私は迷わずにウサギに乗りサラは私の後ろのクマに乗った。
ピエロは私達の前のゾウにいつの間にか乗っている、
「さぁ!! 出発しま~す」
メリー・ゴーランドは静にまわりだした、
「どうです・・新車ですから、中々いいでしょ早く着きますょ」
「だけど、同じところをぐるぐるまわっているだけじゃないの? 」
「そうです、メリー・ゴーランドですから」
ガクンと音がして、メリーゴーランドは静かに止まった。
「着きましたよ・・・、夜の遊園地へようこそ」
そう言われて周りを見ると、いつの間にか私達は遊園地の中にいた。
「それじゃお二人で夜の遊園地を楽しんでください、私はここで失礼します」
そう言うとピエロはあっという間に消えた。
私は周りを見渡して溜息をついた、なんてうら寂しい遊園地なんだろう。
こういうのも遊園地と言うのだろうか、人がいないのは魔法遊園地だから当然としても。
ジェット・コースターや観覧車にティーカップ、
いろんな乗り物が時計の形をして地面に斜め30度ほど傾いて地面にめり込んでいる。
これじゃどうやったって動かない、こんな乗り物でどうやって遊ぶんだ。
「ずれちゃったのょ」サラは言った、
「どういう事?」
「周りに見える傾いた乗り物たち、ホントは傾いてないのょ」
「・・・・・は?」どう見ても私には傾いているようにしか見えなかった。
「ホラ・・今乗って来たメリー・ゴーランド、針が一時間ほど遅れたみたいね」
「メリー・ゴーランドの針・・・?」私は意味がわからなくて、思わず聞き返した。
「なんだか時計の話のように聞こえるけど・・・?」
「時計なのょ、実は。
メリー・ゴーランドに限らず遊園地の乗り物ってグルグル回るものが多いでしょ、
実はあれは全部時計なの、間違えちゃったのょ」
「間違えたつて・・・なにを?」
「空間と時間の取り違えょ」
サラは身振り手振りをまじえて、私に説明を始めた。
「たとえばメリーゴー・ランドが距離の上を走ろうとして、
間違えて時間の上を走ってしまった結果、ああいう姿になってしまった。
こぅ、受け皿と人間の口の間を移動しようとして、
間違えて時間の上を移動してしまったってことね。
だから時計の針のようにクルクル回るわけ、
夜の遊園地ってそういう間違えた人たちが多く来るとこでもあるのょ」
「え!! それって私達もそぅって事なの」
「当然ょ!!」
解ったような解らない話に・・・私の頭はついて行けなかった。
麻婆丼だけでもいい・・・・ってコッチはカツ丼よー^^
で・・・あっちにつづくぅ〜〜〜^^
ターンテーブルに乗せちゃましょ^^
ぐるる〜〜るるるるぅ〜〜〜@@
お疲れさま!!!! ごはんも「たべれーーーw
いってらっさ〜〜〜〜〜〜〜〜!
チョキ・・・で奇数w
表現しなくなったのかしら?
ナデナデとは使うけど、それよりもうちょうっとこう〜
「たまらない♥!!」って感情入ると子供や犬にやるよね(笑)
雨は上がってますね〜 雪にはならないでしょ・・・たぶん。
かまくらつくろうか?
また雨だよーーー がお
気をつけてね^^ いってらっしゃいましぃ〜
雨ですね~~めまぐるしく変わる天気。
鬼さ〜ん こちら!手の鳴る方へ♪
こっちばっかで自分とこ忘れそうよ!! プンプンw
名前決めるのって やっぱり苦労するのね。
ぐるぐる世界。。。また読んじゃったよ・・・ぐるぐる@@
うわーー
寝る前に ◯◯◯だわね。。。 あんたの得意なゲイよ・・・@@
まじ。。。やばっy¥。
一緒に乗りましよう。
目がまわりそう(◎-◎)
でも、あったら楽しそう♪
回転寿司・・・好きでし。
回る~回る~時代も~回る。
おもしろいこと考えるねえ^^さっすがブラボーワールドだー!!
読んでもらえただけでウレピー~~~。
大河ブログですね~!!
このまま6へ突入しようと思います☆
そこまで考えて書いてないですから・・・・。
私の知ってるメリーゴーランドはどこも時計と逆回りだから、
時間を遡ってるんだね(笑)
ひょっとしてメリーゴーランドの回転方向って決まってるのかな??
気になってきた。
怖い話にしたくない。
う~ん・・チョット違うけどあってる・・・謎。
今でも回る乗り物は好きでし。
このfantasyちょっぴり恐い方に話し進んだりする?
続き楽しみに待ってまーす♪^^
メリーゴーランドか~~・・・
子供の頃は大好きだったのに、今は、回るもの系全部、パスかな~・・・
酔っちゃう気がするw
タイミングなんです、私達にもある・・その時その場所にいなければ・・・の・あれでし。
誰の心にもそんな素敵な思い出の場所がありますよね。
この時計の形をしたアトラクションで二人は遊園地を楽しめるのかなぁ?
後半が楽しみね^^
この物語のように、不思議な空間というか夢があった遊園地です。
今回は不思議がテーマですから。
なんとかしてネ。
頭 パンク しちゃうから。
よろしく・・・・・・ね。
モチロン、私達誰もが作っている世界だから。
メリー・ゴーランドですから。
そぅでし、理屈じゃないんでし。
それが不思議ワールドでし。
そんな時はサラリと流しましよう。
今回の作品は今迄以上に不思議にこだわりました・・・ふふ~ん。
私の頭の中もクルクル廻ってます〜〜〜
うーーー目が回って来たわ(@@)
だけど、そんな理屈じゃなく、その遊園地、行ってみたいなぁ
不思議な世界は大好き❤
私も分かったような分からないようなw
私の頭もついて行けなかった。。
ライオンの乗り物に乗りたいっ!
こーーんなステキな伏線につながってくんだぁ。
パラレルワールドって、絶対あると思ってる一人です。
その入り口がこんなにワクワクなメリーゴーランド。。
ブラしゃんの頭の中、もっともっとのぞいてみたいぞ、と。
ギュィーーン・・ (←チェーンソウ スイッチon のうなりなり)
ドラマチックに書いたのに~~~まやのために・・・チガウカー。
あははは・・・変に書き過ぎたかな。
えーー何、何 ドラえもんのタイムマシーンが、ガクンってなった感じ?
続きはっ!?
絵本読んでるみたいっ♫