✪遊園地 3
- カテゴリ:30代以上
- 2011/05/31 22:30:03
大きな白い木馬は私を見下ろしていた、
さぁ~早く私の背中に乗りなさいと言わんばかりに。
メリーゴーランドがガクンと揺れて・・私は目を覚ました、
昨夜の夢はすごかったか~あまりにリアルでドラマチックで。
叔母さんはまだ帰ってなかった、
私は顔を洗い朝食のパンをかじりながらテーブルの上を見た。
ギョ!! 、電報が置いてある。
確かに私が昨夜受け取った電報だ、それも驚きだが、
さらに驚いたことに名前が私宛になっている。
思わずパンがのどに詰まりそうになり、牛乳を思い切り飲んだ。
どうして私宛なのか・・・不思議でならなかったが、
ためらいもせずに私は電報の封を開けた。
その文面は・・・・・・・・・・なんて文字なの・・・これ・・、
象形文字のようで象形文字でない・・・、
アラビア文字のようでアラビア文字でない・・・、
それが何かと尋ねたら~♪ ・・・と歌いそうになった。
何て不思議な文字だろう、じっと見つめていると読めそうで。
でも、読めない・・・。
あまり考えるのはやめよう、バカな頭がさらにバカになる。
気分を変えて丘の上の草むらに行く事にする、
昨夜のシトロン流星群の星でも落ちていないかあたりを見渡した。
ふっ、そんなわけないよな。
丘の上から見下ろす遊園地は今日もにぎわっていた、
私はあまりに青い空を見上げながら仰向けに寝転んで何気にまた手紙を開いていた。
手紙を顔に乗せたまま程よい風の匂いを感じていた、
「ねぇー・・・・」
私はまた微睡の中にいた、しかし、一瞬で起き上った・・あの少女だ、
何度も話したいと思っていたあの金髪でクルクル髪の毛の青い目をした女の子。
「その招待状・・きみの?」
「え!! この電報のこと?」
「うん、そうだょ」
「この電報…君・・読めるの?」
「もちろん! 、リンネル遊園地の特別招待状だもん」
「リンネル遊園地・・・・ってどこょ」
「ほら! そこに見えるでしょ」
「え!! そこの遊園地はラックランドでしょ」
またこの子変な事をいう子だな・・・、
いくら私が地元の子じゃなくてもここの遊園地の名前ぐらいわかるょ。
「それは昼間の遊園地の名前でしょ・・夜の遊園地はまた違う名前の別の遊園地なのょ」
「はぁ~夜の遊園地・・・それってどういう事?」
「ふふ・・教えてあげるょ、それには特別の儀式を行わないとね」
「どんな?」
「窓辺に花咲くオレンジとレモン、クロシェットの緑かぶりしたリンネルの枕。
結晶セレンの呉れないが美しいベネチアングラスに、
ほんの少し炭酸水が入った鉱水・・これを用意して」
またやたらに難しい注文を入れてきた・・・、
「それがないとダメなの?」
「当然ょ・・・魔法の呪文を解くのには、そう簡単には行かないものょ」
「って…これって魔法の呪文なの?」
「だから・・言ってるでしょ」
すいましぇん・・・なんで私は謝っているんだ。
「もぅ・・しっかりしてょね、ついてきて」
私は言われるままにその少女の後をついて行った、
これから案内される少女の家。
そこは叔母の家から見える一軒だけの青い屋根の家、
扉を開けると忍冬とジャスミンの匂いが鼻についた。
玄関を入るとすぐ横に琺瑯の洗面台と籐の椅子、
ビーズワックスで艶だしした戸棚が目に付いた。
その戸棚の中から少女はさっき言った物をすべて出して、
私の目の前に置いて手際よくそのベネチアングラスの中に物を入れた。
私は何のためらいもなくその薬のようなヘンテコナジュースを飲んだ。
にははは・・私の上司の口癖なんでし、使わして貰いました。
それが何かと尋ねたら~って
すごく古くない(^^;)?
ブラボーしゃん、年下だよね・・・?
いいなー、自分の車で中を走らないのがベターでし。
禁断の果実はまだ食べてないでし・・。
誰の心にもある不思議な遊園地ですから、行けますょ好きな時に。
目を閉じて・・私の手を握って。
ヘンテコナ物語ですから。
魔法抽選に選ばれた人だけでし。
ひねたおばちゃんは、お断りかな~
入ってみたくなります♪
私も飲んでみたいです。
子供しか行けないの?
さぁ!! 夜の遊園地に出発でし。
ヘンテコジュースは魅惑の味なんでし、一度飲んだら忘れられない。
あげます!! 、でも私のとこに取りに来ないといけないんですょ。
そんな大した話じゃないけれど、話のネタにでもしてもらえれば光栄でし。
不思議で楽しいことが、いっぱいありそうな予感♪
解読しなくちゃねw
ヘレナンデスじゃなかった
ヘンテコジュースね。それに呑み会ね・・・グフフフ
ささっと寝るわw
リンネル遊園地の招待状私にもくだちゃい!^^
でも。。。オレンジとレモンの花難しいなぁ;;
描けてるんだもの
いいなぁ
今夜、さっき
娘から
「ママは自分の発したい世界にいてて,そんなで
なんで,もっと受けいることにたいして怠慢なのっ」
などと、イキナリ言われた。。
なので、ブラしゃんのこの遊園地ストーリー
これはホント、機会見つけて(娘とのコンタクト↓気味)
彼女にもしっかり伝えたいな、と、思ったです。 おやすみぃ
作ってあげますょ・・・・眠り薬・・・フフフ・・・危ない。
マー私が書いてるものなのでテキトーに読んでくんしゃい。
私はお土産で二つほど貰ったのを、持っています・・・魔法のグラスと呼んでます。
そりゃあ決まってます・・・めくるめく官能の世界・・・じゃなかった。
ヘンテコナジュース。
私も飲んでみたいwww
明日は飲み会だ~。
彼の映画を越えるものはない!と、小さくしか届かない断言をしていた高校1年かの頃。
想像しうる、そして、その想像上はるかはるかから、導いてくれるフェリー二映画の数々。
その世界があまりにも顕著に現実味バンバン。「私は,この中にいられるだけ虚実が全部真実になる」。。
この少女の誘いは、そう選択して生きていたコワいもの知らずの15の頃にせまってくるです。。
ベネチアングラス 綺麗だよね^^ 見てるだけで夢の世界に連れ出されるね^^
そして、もうパンはおねむですw おやすみ~^^
小公女設定かと思いましたよ^^;
どんな公園エピソードなのか楽しみです^^