天空のきゅうり
- カテゴリ:30代以上
- 2011/05/26 02:58:52
天空まで登ってきゅうりをもらってきました。
まだ花がらのついた新鮮そうなきゅうり。
私はおいしいものを食べるのが大好きです。
自分で料理をするのも大好き。
それが今年はスーパーに行っても楽しくないです。
原発事故の影響で、産地を気にしながらの買い物になるからです。
医療用の放射線を扱う友人にいろいろ質問したり
私なりに調べたり勉強したりもしました。
放射能の長期にわたる低線量の内部被爆については
ここから上は危険でここから下は安全、というような数値は
どうもないらしい。
つまり基準値は、安全・危険の指標にはならないということ。
ヒステリックにゼロリスクを求めるのは過剰反応だけれど
ALARAの原則で。
そう思うことにしました。
ALARAの原則とは、合理的に回避可能なだけリスクを下げる、
というものです。
個人レベルでは、それぞれが生活のバランスを考えながら
できるだけ被爆を少なくするように対策をとる、と。
今の「風評被害」ということばで、消費者に責任を転嫁するのは
完全にミスリードだと思っています。
生産者の生活を守らずして何のための農協か。
各自治体はモニタリングをして除染をする。
みんな本気を出せばできないはずはないです。
去年まで取り寄せていた福島の山菜。
またいつか食べたいです。
本当においしかったんだよ。
利権、ねぇ。
誠実に毅然と対応するほうが、最終的には、誰にとっても
得な気がするんだけど。
なんでわかんないんでしょうね?
もうちょっと大人な社会になってほしいですよね。
リスクをきちんと説明して、それの対策を示すというのが基本だと思うのですが・・・。
早く、おいしい野菜を食べたいです。
(野菜には好き嫌いがないのでw)
As Low As Reasonably Achievable
でALARAらしいです。
事故後の対応にものすごく個人差がありますよね。
私のまわりは、事故直後2週間ほど親子3人で関西へ避難してたり
今も子供だけ九州の実家に疎開させていたりする夫婦など
わりにセンシティブな人が多いです。
どうにも晩発性の障害に関しては誰も助けてくれそうにないので
各自の判断で行動するしかないですね。
私はグルメです。
難しい問題ですね。特にお子さんがいる人は敏感になっても仕方ないと思いますし。
ALARAの原則、初めて聞きました。アララと気にしないことかと思いました^^;
勉強になりました。
食べ物がまたおいしく食べれるようになるといいですね!