Nicotto Town


姫林檎❤のニコッとblog


『白いほわほわ』




私の居る場所は、真っ暗で闇の底と思ってた。






思い込んでいただけで、






胸の中で心のスイッチみたいなのがパチッて切り替わったような音がしたら


闇と思ってた場所が、一気に明るくなって

辺り一面真っ白になって光り輝いていた




暗がりから急に出た様な感じで、眩しくて目を細めると

人の影が此方へと近づいてくる。



たった一人の私に向かって其れは大勢で、

少し恐怖を感じて後ずされば…



どんどんとやってくる人影





逃げる間もなく
あっという間に近づいてきて、目の前に来ても結局影は影のまんま。
でも白いんだ。

白くてほわほわしてて…


貌もない、輪郭もはっきりしない。



だけどそれは間違いなく人






白いほわほわは私を囲む




ふと触れたくなって手を伸ばしてみたけど
触れたはずの手は宙を仰いだだけ。


触れられない。




だけどこんなにも温もりを感じる…







独りだと思っていたのに、私は白いほわほわに囲まれて
独りじゃなくなった。

温かい…



見えないけれど確かに私の周りには優しい人がこんなにもたくさん居る。
優しさが伝わってきて、私の頬には涙が伝った。

そこには幾度も流された涙の痕があったけれど、今度は違う
温かい涙。嬉しい涙。





すると、白いほわほわの一人が私の背に触れた様な気がした


触れられた背からはふんわりとした白い羽根が生えて

また一人違うほわほわが私を持ち上げた





浮上スル…





ゆっくりと浮き上がって行く躰…
さっき背に生えたばかりの私の小さな翼は自然と動き出す
まるで昔から躰の一部だったみたいに


私は白いほわほわに


「ありがとう」


と告げて、


遠い遠い光の先を目指して羽ばたいて行った。






道の先は見えないけれど、いつまでも白いほわほわが私を後ろから見守っていてくれている気がして、

私は怖くなかった。

何処までも飛んで行ける気がした。




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2011/05/24 13:21
>bebeさん

たくさんの白いほわほわは、姿も知らないけれど、とても優しくしてくれる
此処のみなさんを表現してみたんです。

誰もがみんな背に羽根を持っていて、だけれど私は時々使い方を忘れてしまっているんです。
いつだって自分の力で羽ばたく事が出来るのに。

私が飛んで居るところはまだ曇った空だけれど、いつか晴れ渡った空に出逢えるように
進みたいと思います。

私の背中を押してくれた皆さんに感謝の気持ちを込めて…
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2011/05/24 05:48
イッパイ・・イッパイの白いほわほわにずーーーっと包まれてる事を願います^^*
ほわほわは・・・姫林檎♥サンのココロ達かなーーって思いつつ・・^^v

もしかしたら・・大切な方達かな??ワタシも小さい微力なほわほわで、
姫林檎♥サンを後ろから見守っていますよ・・・♬ ♩ ♫ (*→ܫ◕ฺ) ♬ ♩ ♫
ちゃんと飛べているか・・・('∀'*州(,__,*州ぅん♪

どんな姫林檎♥サンも姫林檎♥サン・・・どれも間違いじゃない。
人は間違ってこそ人・・・・・最初から完璧な人なんていない。。。
ココロの痛みを知ってる姫林檎♥サンは・・・・他の方にも優しい・・・ジブンを罰しないでね^^*
ずっと見ているからね・・・*




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