エンジェル ウォーズ
- カテゴリ:映画
- 2011/05/18 23:35:05
今年14作目の映画館鑑賞。日本語吹替版。
ザック・スナイダー監督の美少女バトルアクション・ファンタジー。
妹を守りきれず、そのうえ妹殺しの無実の罪を着せられた少女は、
精神病院へ入れられ、5日後にロボトミーを受けることに・・・。
ベビー・ドールと呼ばれた少女は、何人もの少女たちが囚われるその娼館で、
4人の仲間とともに、自由のために5つのアイテムを求め戦いを始めます。
武器を手にしたセーラー服やコスプレ姿の5人の美少女たちが、
夢の中の世界で、アイテムを求めゾンビやナチス軍団たちと戦い、
格闘ゲームのようにステージをクリアしていきます。
格闘ゲーム×ミュージック・クリップ×イラストストーリー風な映画なので、
中身が無いといえばないですが、なんだか示唆的です。
何も考えずに映像と音楽だけを楽しんでも、観終わった後に、
何か心の中に引っかかるものが残る人も多いのではないかと思います。
ザック・スナイダー監督いわく「マシンガンを持った『不思議の国のアリス』」
私は、ザック・スナイダー監督版「パンズ・ラビリンス」のようだと思いました。
小説「シャッター・アイランド」も被りました。(映画は観ていません。)
少女たちは、空想の世界の中で、さらに夢の世界へ入っていくのですが、
現実と虚構の境は不明、現実と虚構のリンクも曖昧なまま終わります。
そして、現実から逃げ出すために作り出したであろう虚構は否定されません。
邦題はピントが大きくズレています。
かといって、原題カタカナの「サッカー・パンチ」では、いまいちですが。
原題の「Sucker Punch」は、予想外の殴打、の意だそう。
ものすごく残念なことに、地元映画館では吹替え版の上映のみでした。
吹替えであることによってかっこよさ2割減くらいかなという印象です。
★★★★【Sucker Punch】2011アメリカ
日本アニメの影響がとても濃かったです。
>nagataさま 機会がありましたら、ぜひ^^
同僚曰く「アヴァロンよりは面白いに違いない」 だそうですからー^^;