二ヶ月がたって(その2)
- カテゴリ:ニュース
- 2011/05/12 04:31:13
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前のブログの続き。
先に注意しておくが、この情報はすべての災害で当てはまるわけではない。
前のブログと同じく、間違いがあれば、コメントに書いてくれ。できるだけ早く反映させる。
もっと参考になるサイトがあれば、ぜひ教えてほしい。追記する。
もし気が向けば拡散してるやつらに正しいことを教えて、
間違いを訂正させればいっそういいかもな。
テレビのむこうだけをじっと眺めているだけではないというのは、
本来そういうことだろう?
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誤)ヒール履いてる人は折る!
できるだけヒールのない靴で逃げる、というのが正解だ。
普段体重を支えている折れにくい物が簡単に折れるか?
それにヒールを折ったからといって靴底が平らになるわけではない。
そのまま走ったり歩いたりするのは大変だというのに
なぜ女性も気が付かずに拡散してる?
正)食料は最低3日間は自立しなきゃいけない。
※※※※※※※ この項目は、詳しい方の助言を求めます ※※※※※※※
俺の経験からは、こんなものはあるといいと思う。
飴、トローチ、梅干など。
固形食糧は役に立つが、のどの渇きの原因になるので注意。
ゼリー飲料はエネルギー補給には使えるが、かさばるし重い。
調理前食品は場合によっちゃ長持ちするが、調理環境が必要。
メリット・デメリットがあるため知識のある人は情報をください。
正)トイレは基本ないからビニール袋を。
ビニール袋は意外なところでも役に立つので余分に持っておいたほうがいい。
ちなみに、都市部の避難所には「防災トイレ」という特殊なものが
設置してある防災公園が増えている。
正)火事などの2次災害に注意!
水害後でも、地震の後でも火災は怖いです。
大きな災害があるときは必ず天候が崩れる、という話もあります。
火災以外にも土砂崩れや、ビル崩落などの二次災害にも注意。
誤)パニックになったら周りもパニックになるからしゃがんで「落ち着いて!」と叫ぶ。
※※※※※※※ この項目は、心理学に詳しい方の助言を求めます ※※※※※※※
「大きな声ではっきりと」「今するべきことを指示して」「自分が見本になる」が
避難時にパニックを防ぐ原則といわれている。たとえば「手を止めて机の下にもぐれ」
などと大声で指示した上で自らが見えやすいようにもぐるといったように。
「落ち着いて」というのは指示になっていないから、パニックを招く可能性がある。
また「大声で叫ぶ」のは、パニックになってる人がよくやる行動のひとつだろ?
「キャー」なんて叫ぶことで周りがパニックになることもある。
急にしゃがんで周りで転ぶ人が増えたりするとパニックどころか避難できなくなるぞ。
またしゃがんでしまうと、パニックになった場合などに押しつぶされることもある。
誤)ストッキング履いてる女性はできるだけ脱ぐ。火傷したら広がるから。
念のため書いておくが、ストッキングは、溶けた部分が高温のままなので
肌に触れている時間が長くなりひどいやけどになる可能性はあるので注意。
だから逃げるときに余裕があれば脱げばいい。緊急なら破いて引っ剥がせばいい。
ズボンの下にはいていても着替えれるような、そんな余裕があればの話だがね。
人間は普段から燃えやすい服を身に着けている。冬場がわかりやすいから例に出すと
アンゴラなどの起毛セーターの細かい繊維が燃え上がることがある。
参考URL:http://www.kokusen.go.jp/news/data/a_W_NEWS_031.html
服が燃えて大やけど! 知られざる危険「着衣着火」
蛇足だが、ストッキングは下に書いた止血帯の代わりとして使うことができる。
ほかにもネット包帯、短い伸縮性ロープの代用にもなる。
正直、本能は大切だと私も考えています。
ただし、最近は本能が鈍ってしまっている場合が多くなってきているのかもしれないですね。
レトルトおかゆは、最近いろいろな種類のものが増えていて、いいチョイスだと思います。
同様にあまり注目を浴びてない「アルファ米」も候補に入れてはいかがでしょうか。
すごくおいしいとはいえませんが、水だけで作ることもできるフリーズドライのお米です。
パック御飯は、加熱処理が必要になりますのでやはりお勧めしません。
それから、防寒ブランケットというビニール?素材にアルミ箔が張ってある布が
最近100円ショップでも売ってますので、かさばらないものなので人数分用意しておくと
いいと思いますよ。
ライトは、コンサートでよく手首に巻いてたりする「ケミカライト」(商品名はさまざま)を
充電用ライト以外に数本入れておくといいです。これも100円ショップで手に入ります。
ただし、使い切りなので注意。
余談ですが、カップめんについて。
私もカップめんは災害持ち出しから除外しています。実は、水で戻して食べられるのですが
オレが試した某社赤い○ツネでは、なんと45分かかってやっと食べれる硬さまで戻るという
結果に終わりました。いろいろな人が試したのを探すと、油脂分が多いカレー味のものや
同じくラーメンなどはおいしくないそうです。油がべつになっているものは使わないほうが
いいのかもしれません。インスタント焼きそばは、大体3倍程度の時間で戻るようですが
かやくが硬いままだ、と書かれているものを探し出せました。これも添付の油は入れたら
まずくなってしまうそうです。
まぁ、できるからといってもやっぱり除外しておいたほうがよさそうですね。
タウンでみかけてピンときたので、訪問させていただきました。
拡散という流行についていけなかった、いや乗らなかった者の一人です。
自分のやっていることが、あっているのかどうかはわかりませんが。
勘と本能で準備していることが、他の方の参考になればと思い、コメントを残します。
持ち出し袋(自分で準備してあるもの)
デイパック(20リットルくらい)←あまり大きくても詰めすぎてしまい、いざ逃げるのに困るそうなので。
中身は。
レトルトのおかゆが3食と、缶きりがなくても開く缶詰を2個。
乾パンか、ビスケットを1パック。
手回し充電のライト、携帯の充電もできるタイプ。
歯ブラシ。
あとは、気分と期限により詰め替え。(水や缶ジュース)
カップラーメンは、お湯がなければ食べられませんから。
おかゆは、最悪の場合は温めなくても食べられると、友人に聞きました。
私は、地震の多い地域の出身なので。(自慢ではありません、念のため)
子供のころから火事用だけでなく、地震用の避難訓練がありました。
大きな地震がきたら、まずとめられるなら火の元をすべて止め、戸口、ドアを開ける習慣だけは身に付いてます。
寝るときに、枕元にちょっと履きなれたスニーカーを1足置いて寝てます。
スリッパじゃ、窓から脱出して避難するには厳しいでしょうね。
おっしゃるとおり自治体によって支援を受付するタイミングは違うようです。
3日間、と書いてあるのは、自分で何とか生きられる、近辺の自治体にも被害があった場合などでも
自治体からの支援が受けられるまでに何とかできるだけの食料を持っておくのが必要、という意味です。
書いてあるものは、支援物資の話ではないのでそちらのほうは今度書いてみます。
日本赤十字より被災者の方へ配られる「緊急セット」を参考にどうぞ
↓ ↓
「中越沖地震」より http://www.jrc.or.jp/vcms_lf/press080721.pdf#search=
えーとですね・・以前住んでいた 飯田市は
最初の3日間または被害状況がわかるまで、支援を受け付けない と言っていました。
各自治体によるんじゃないかな?
なので非常持ち出しには 水と食料入れてあります。