ネコのミヌース
- カテゴリ:映画
- 2009/04/19 23:45:45
自宅鑑賞メモ。
オランダを代表する児童文学者アニー・M・G・シュミットが1970年に発表した同名の童話の映画化。
猫だらけのファンタジーです。
何故か人間の女性になってしまった猫のミヌースは、犬におびえていたところを新聞記者のティベに助けられ、
いいやつなんだけど気弱すぎて取材ができないので記事が書けずクビ寸前のティベのために、
ミヌースは町の猫たちからスクープ情報を集めます。
ミヌースというのは、オランダでよく猫につける名前だそう。おちびちゃん、そんな感じかな。
映画のミヌースは小さな女の子ではなくて、とってもキュートな女性です。
カリス・ファン・ハウテンのミヌースは、最高でした~♪
ことさら猫っぽさを強調しているような演技ではないのに、ちょっとした仕草がまるっきり猫だったり、
ほんとうに「人間になった猫」よう。
トム・クルーズの『ワルキューレ』では、凛とした気品を感じさせるシュタウフェンベルク婦人を演じていて、
間違ってもニシン売りのオジサンに頭をこすりつけたりしそうにはなかったです。
ミヌースがピンクの服じゃなかったのは、ちょっとだけがっかりでした。
たいしたことではないのだけど、本のイメージが強くて…。
でも、ネコたちにセンスないと言われてしまうミヌースの緑のスーツは、映画の映像的には正解だし、
瞳の色とも合って素敵だし、後に出てくるグレーの手袋との組み合わせは、すごくうまいと思いました。
たくさんの出演猫たちは、皆とても可愛くて、口パクでしゃべってもリアルな猫感が損なわれていないというか、
ハリウッド映画では、こんな魅力は出せないよなーと思います。
オランダの街並みもとても素敵でした~。
観終わった後、何気に、興味本位で日本語吹き替えにしてみました。
すぐに止めたけど、映画の余韻がズタズタに。最悪の失敗です。
【MINOES】2001オランダ
オレが見たのは吹替え版のほうだったんだよな・・・・本当に失敗したと思ったwww
TVの宇宙戦争は少しだけ見ましたが、ダコタちゃん吹替は、なんだか子供っぽくなく感じて、
私も違和感でした。
外国の方は瞳の色っていろいろあっていいな~。
子供のころから、「あなたの瞳にあういろはこの色」って言われて育つから
自分に似合う色をよく知ってますものね。
吹き替え。テレビでやってたトム・クルーズの宇宙戦争の娘役のダコタ・ファニングの
声がミスマッチだった…
生意気な口きくのだけど、本当にかわいくなく聞こえるのでがっかり。せっかくかわいいのに。
安達祐美のような声だとかわいいと思うのだけど…