今年もやつらはやってくるのだろうか。
二年続けて襲われてしまっている。　

と、おおげさに書いたけどやつらの正体は　むく鳥。
庭のサクランボの実がいよいよ赤くなってきました。　どこから見ているのでしょう、　赤くなるのを見計らって、あっというまに食べつくします。

この木は商業地区に住んでいたころ、母が生前植えたものです。
猫のひたい（いや猫の眉間？）しかない場所でかわいがっていました。
グミの木も植えたのですが、市街地で受粉しないのでしょう。
何年たっても実がなりませんでした。　一度人工授粉をためしたこともありました。

母の死後、二度引っ越しをして今の場所に住んでいます。
母の形見のさくらんぼとグミの木は、一緒に引っ越ししました。
市街地から離れたところなので、まあまあ広い庭があります。
数年でいいから母にこの土地で庭いじりをさせたかったなあ、とよく思います。

４年前と３年前は、まったく鳥から食べられませんでした。
ところが、一昨年、去年と見事に食べられました。
栽培しているわけではないので、そんなにおいしいものではないのですが、
全部たべられてしまうとくやしいのです。

半分なら喜んであげます。
招待状を出してもいいくらいです。（むくどりさま、今年もさくらんぼの時期になりました。）

先日、さくらんぼのシロップ漬け　というのを高い値段で売っていました。
今年は作ってみようとそのとき思ったものですから、
今年はなんとしても我が家のぶんを死守しなければなりません

これから４～５日が勝負です。