【あらすじ】須田と黒木が張り込み中、通りがかりの女性がかばんをひったくられそうになり、２人の活躍で犯人を現行犯逮捕できた。須田が被害者女性に事情を聞こうとするが、少し目を離した隙に女性はいなくなってしまった。左目に痣があったため、須田は彼女のことを気にして、翌日彼女の居場所を探るため聞き込みをしていたところ、万里子という女性が須田を呼び止め、彼女を保護したと言う。電話で声だけは確認できたが、居場所も名前も教えられないという万里子に、須田が食い下がっていろいろ聞いたところ、彼女はＤＶ被害を受けている女性のためのシェルターに匿われていることがわかる。

【感想】城咲仁かわいそすぎるｗ いくら金目当てとはいえ、殺されるほど悪いことはしてなかったのに…。ていうかどんだけNo.1ホストやってたか知りませんが、本当なのって感じですよね。まぁホストは顔ばっかりじゃないし、もうその頃から時もたっているので劣化はしてますけど。それはどうでもいいんです。本筋とは関係なし。ＤＶ、怖いですよね～。ＤＶにしろ、子供虐待にしろ、やってる本人はしつけだとか言うことを聞かないからとか単なる夫婦喧嘩だと思ってやってんですけど、違うんですよね。しつけってのは、もうこれはぶたないとどうしようもない、ぶちたくないけどぶつしかない、という状況に追い詰められ、仕方なくやるのがしつけでの体罰だと思うんです。でも軽々しくしつけだしつけだ言うてぶちのめしてる人は、ぶちゃあいいと思ってますよね。ぶちゃあ言うことを聞くと。何故ダメなことをやるのか、もしくはやらなきゃいけないことをしないのかを問いただしたり、何故言うことを聞かなきゃいけないのか教えたり、そういう精神面をすべて省いてるんですよ。これはしつけではなく、サド的な趣味であり、しつけを面倒くさがる怠惰以外の何物でもないです。そして夫婦喧嘩ってのは、相互にやりあうことであり、一方的に片方がもう片方に暴力を加えることは言いません。それだと学校のイジメだってケンカになってしまいます。やはり、これだけ女性が強くなった現在でもまだ続く男尊女卑の傾向（先進国の中では最悪レベルらしいですね）とか、そもそも自分に逆らうモノが嫌いなサド体質とか、そういう人がＤＶに走りやすいんでしょうね。思うに、猫好きより犬好きの方がなりやすい気がするな。異論はあるでしょうけど。あと、ごくわずか女性による男性へのＤＶてのもあるみたいだけど、あれってなんなんでしょうね？ 奥さんが女子プロレスラーとか、そんなこと？ しかしそれも可哀相ですよね。本人どうしようもないけど、周囲に言っても信じてもらえないかもしれないし。男性用のシェルターって聞いたことないですしね…。とまぁここまでも本筋にあまり関係ないですけどね。須田と万里子がいい感じになる？と思いきや、特になんもなかったっすねｗ

【あらすじ】神社の境内で、男子高校生が石に頭をぶつけて死亡した。財布や携帯電話を持っておらず、何者かに殺され奪われたものと思われた。発見したのはもうじき定年退職を向かえる交番の巡査・福村で、彼は現場から３０歳くらいの中肉中背の男が逃げていくのを目撃したらしい。安積は直接事情を聞きに交番に福村を訪ねるが、犯人の髪型や服装はよく見えなかったのに、年代だけはわかったという福村の証言に、安積は違和感を覚える。

【感想】最初に福村が被害者の財布や携帯をまさぐって交番のロッカーに隠すシーンが出てきたので、ほぼ倒叙形式でしたね。多分福村は誰かをかばっているんじゃないかとは思いましたが、それすらもミステリードラマを見慣れている人ならすぐにわかったと思います。今回は柄本のいぶし銀の演技を堪能する回…だったのでしょうが、ちょっとバタバタしててあまりよく見れませんでした。最近柄本ファミリーをほんとによくテレビで見かけますわ。まぁ真犯人のあの子はまずサッカー選手にはなれないでしょうね…。罪は軽いと思います。ほとんど正当防衛のようなものですし、石灯籠の足みたいなところに頭をぶつけて死んだのですから、殺意がなかったことを立証するのも簡単でしょう。だから福村はすぐにあの子を自首させればよかったんですよね。過剰防衛ということになる可能性もありますが、それだって大した罪ではないです。未成年だし名前は出ないし、恐らく事情が報道されれば同情は犯人の方に集まるでしょう。将来的にもあまり問題はないです。ただサッカー選手となると話は別です。有名人はイメージが命ですから、福村が言っていたように、事情を知った上で彼を雇ってくれるクラブはないでしょうし、もし隠して入ったとしても、有名になると脅迫のネタになるし、世間に知れたらかなりのイメージダウンは避けられないでしょう。事情があるとはいえ、人が死んでますからね…。せいぜいＪ２のクラブで地味にプレイしていくしかないかも。しかしこういう被害者に100%非がある事件はほんとに難しいわ…。こういう事件こそ、裁判員裁判で決着つけてほしいものです。