Nicotto Town


のっぷらー


ハーダージェイカム

ハーダージェイカム、LP盤の整理をしていてずいぶん久しぶりに聞いた。ボブマーリーよりジミークリフを先に知った。 レゲエを教えてくくれたのが I 君。

I 君、不思議な関係だった。
I 君、僕の仲間でただひとりミュージシャンになった(?)男。

  音楽の仲間だったがバンドを組んでいたわけでもない。2,3歳年下だった。
 特に親しいと思ってもいなかったが、ある日僕の家で二人で音楽を聴いていた、話していたら朝になった。 一週間後、今度は彼の家で同じように徹夜で話した。 このこと以外、彼とつきあったことはない。
ある日、彼がやってきて言った、「会社をやめて東京に行く、音楽をやる。」
夢を追いかける彼にエールを送った。
僕は自分はできなかった思いが心をよぎったのだろう、話している彼を見てうれしかった。

数年後、彼はカセットテープを持ってやってきた。
自分のバンドがデビューする曲が入っている、といった。 しかし自分は入っていない、
とつぶやいた。
デビューが決まるときに、制作側から外された、との話。
くやしくて泣いたよ、と言った。でもいまはこの曲の成功を祈っていると、微笑んだ。
もう東京へは行かない、就職するよ。 でも自分が東京へ行くとき、皆から反対された、
その時一人だけ、賛成してくれたのが本当にうれしかった、と話してくれた。

それからずいぶん経ったが、一度も顔を合わせていない。
いまいちばん会いたい人かもしれない。

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2011/05/02 11:36
初めまして。rihito さんのページから飛んで来ました。><

よい話ですね・・ジーンと来ました。
音楽の話で朝まで語り合う友達、私にもいました。
まだ、夢が一杯あって、音楽がいろんな事、触発してくれてたなぁ・・

Derek and the Dominos は好きなアルバムの1枚です。
Byrds や Tom Petty , The band など、聴きましたよ~
(プログレも聴いてましたが・・・^^;)

どこか接点がありそうで、ちょっと嬉しくなって書き込みました。
よろしくお願いします。



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