お葬式って難しい・・・。
- カテゴリ：日記
- 2011/04/23 23:48:06
先日、亡くなったお友達の奥様から、相談のお電話を
ちょくちょくいただいているのだが・・・。
ほんと、お葬式って、難しい(^^;)
今回は、赴任先が遠方だったため、亡くなった先で
荼毘に付し、東京に帰ってきて、あらためてと
いうことになったのだ。
故人は、派手なことが好きじゃなかったのと、
向こうで1回お葬式したので。
東京では、お経をあげたりって形式じゃなく、
「お別れ会」という形にしようということになった。
で。
喪主は奥様のハズなんだけど。
これがまた、いろいろ難しいｗ
頼りの優秀な長男が亡くなったコトにショックを
受けたお父さん、実の息子のためにと、
いろいろと考えるのは良いのだけど・・・。
「お金はいらん！受け取らない！」
・・・いやあの、参加する方にとっては、
受け取らないって、困るんだけど(^^;)
「もし持ってきたら、全額被災地に寄付する！」
・・・いやあの、そんなコト言われたら、参加者に
とっては、あまり良い気持ちしないんじゃないかと(^^;)
私の父の時もそうだったのだが。
私の母も、最初、同じことを言っていたのだ。
お葬式に、わざわざ時間を作って来てくれた上、
お金をいただくなんて、とんでもない！
お葬式代が足りないわけじゃなし、お金儲けしたい
わけでもなし、丁重にお断りする・・・と。
でもね、でも。
気持ちはわかるんだけどね、参加者からして
みると・・・。
その気持ちを即座に汲んで、持ってこないことを選択
してくれるような、友人関係は良いのだが。
会社関係ともなると、そういうわけに行かなくなってしまう。
「こうしたらいい。ああしよう。」
大正生まれのお義父さん、ガンコさも筋金入りｗ
奥様は、最愛のご主人を突然亡くした上に、
慣れない諸問題を解決しつつ、お義父さんの
納得のゆくように気を遣わなきゃならないので、
もうヘトヘト(^^;)
今朝になってようやく、もろもろの件が片付いた模様
ではあるのだが、式場担当者との打ち合わせが
まだ山盛り状態。
全国に知り合いがいて、職場も多岐にわたり、
友人も多いとなると。
「何人くらい、お見えになりますか？」って言われて、
わかるわけがない！！！
とはいえ、ある程度想定しないと、準備もできない
わけで・・・。
結婚式みたいに、予め招待客の人数がわかっているのとは違うから、予測が難しい。
来るときは多く来るものかもしれないけど、
来ないときは、肩すかしくうほど、来ないかもしれない。
でも。
故人が満足するような、あったかいお別れ会に
なるといいな♪
そうそう、葬儀会社の人の言うとおりにすると、
とんでもない金額になっちゃうんですよね。
「お気持ち」ほど恐ろしいモノはないｗｗｗ
私はきっぱり、お寺の費用も値切りましたｗｗｗ
自分もたまに自分の葬式はお金かけなくていいよ的な話題したりするので
色々考えさせられますね。
葬儀会社の人が言う「お気持ちなので・・」
おお、怒濤のお葬式を切り抜けるとは素晴らしい！
私も、終わってみると、なにをどうして切り抜けたのか
不思議なくらい、記憶があやふやなんですｗｗｗ
奥様・・うむむ。そのお気持ちもわかるが、わかるがしかし！！！
現実的な話、お葬式だけでなく、人が1人亡くなれば、かなりの費用が一時的に
必要になります。昔から、お香典という風習があったのは、一時的な出費を、
みんなでちょっとづつ負担しようじゃないか的な考え方が、根底にあるような
気がします。お別れ会なので、お経料は必要じゃなくても、部屋のレンタル代、
お別れ会で出す飲食費、人件費、挨拶状などなどなど。場合によっては、
駆けつけてくれた親族の食事代とか、こまごまとしたものが負担になります。
世帯主が死んだ場合は特に、亡くなった方の銀行口座は凍結されて使えなく
なりますから、自動引き落とし手続きされている光熱費、クレジット決済のものなど、
あらかじめバレる前に引き出しておいて、直接振り込みで払う用意なども必要です。
それらを、遺族が、悲しみのなかでやらなければならないので、喪主はぶっちゃけ、
悲しみに暮れている余裕がないのですｗ
だからせめて、すこしでも負担が軽くなればいいな、と思っています(*^_^*)♪
toruzoさん♪
潤沢な自己資金がある喪主が言う台詞だったら、グッジョブ！なんですけどねｗｗｗ
ただ、やっぱり、お香典は、喪主のために使って欲しいなあ、と思います。