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【数学】中学第三学年総論

さて。
受験も控えてるのにまだ覚えんのかよ!!
という悲鳴の多い、第三学年ですが。
二年生に比べて出せる問題が少ないですし、
ワンパターンで解ける問題だらけなので、
むしろ二年生の問題のほうが怖いといえます。
※二年生の問題で死んでる人はそっちに傾倒しませう。

ということで、早速始めましょう。

1.数と式
・平方根
 言葉が難しいだけで、あとから出てくる二次方程式の解、と考える。
 この時点でわからなくても、二次方程式を勉強してわかるケースが多い。
・多項式の計算
 展開と因数分解を徹底的にやる。
 因数分解はax^2+bx+c=0として、解を求めてしまう手法がある。
 ※因数分解は解の求め方として習うが、逆の利用のほうが有用。
・二次方程式
 解の公式(x=(-b±√(b^2-4ac))/2a)を教えない、ということになっているが、
 教えるケースのほうが多い(と思う)。
 ただし、解の公式一辺倒で解こうとすると、計算量が増え、計算ミスが多くなるので、
 平方完成を使ったほうが最終的には効率がいい。
 (見た目も鮮やかに見える・・・と僕は思っている)

2.図形
・相似
 大きさの違う合同という解釈。言葉だけ知っていればOK。
 証明で使うケースは角の等しいこと、線分・面積比。
 後者は力技でどうとでもなるので、神経質になることもない。
・三平方の定理
 証明法を丸暗記。
 形が決まっているので、どうとでもなる。

3.数量関係
・二次関数
 y=ax^2の形しか出ないうえ、x=aの下部の面積を求めるくらいしかない。
 問題の出し方もワンパターンなので、丸暗記。


と、丸暗記が多いことが目立つと思う。
出るパターンとしては以下のとおり。
・多項式の展開
・因数分解
・二次方程式の解
・証明(二年生の分野を含む)
・二次関数

爆死パターンとしては
・展開の計算ミスが目立つ←論外。文字式の計算を復習する
・因数分解・二次方程式で間違う←平方完成にこだわれ
・証明ができない←角が等しい、線分の割合が等しいに着目。三平方は暗記。


とかくワンパターンであることさえわかってしまえば、
三年生の分野で爆死するケースは少ないと思う。
一年、二年の復習をしっかりすることが、地力を養うはず。




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