【あらすじ】仁は２年前、2009年の日本から江戸末期にタイムスリップしきてた脳外科の医師。なんやかんやで今は仁友堂という医院を開いて、佐分利や玄孝、そして仁が世話になった橘家の長女・咲などと一緒に医者として働いていた。仁は最近咲の様子がおかしいことに気づくが、咲は何も言おうとしないため、咲が勘当された実家に行き、兄の恭太郎に事情を聞くと、どうやら脚気を患い寝込んでしまった母・栄のことを気にしているらしい。仁は栄の診察をするが、病状は進行しており、何より本人に生きる意志がないため、病気にいいという食べ物すら受け付けないという有様だった。

【感想】仁が帰ってｷﾀ―(ﾟ∀ﾟ)―!! これほど心待ちにしていた続編はなかったかもしれません。２時間わくわくしっぱなしでした。咲の家族という身近な話題から、佐久間象山や西郷隆盛などの有名な人物を治療する場面が出てきて、楽しかったですね。昨年スキャンダルを起こした内野もちゃんと出演してましたし、坂の上の雲で一躍有名になった藤本隆宏が西郷さんやってるし。内野龍馬はやっぱり危なげなくていいですね。完全に龍馬というキャラクターが内野の中で消化されてる感じ。そして気になる歴史なんですが、やはり少し書き換わってる気がしますね。佐久間は歴史通り暗殺されましたが、西郷が禁門の変の後で盲腸になったという話はありませんしね。軽傷を負ったという話ならあるようですが。すでに歴史はあちこちで書き換わっているのかもしれません。しかしちょっと残念だったのは、前シーズンの初回では、タイムスリップしてきたばかりで、手探りの医療で、無名の人々を助ける話が面白かったのに比べ、今シーズンでは佐久間や西郷などの著名な人物を治療しながらも、佐久間を初め禁門の変で傷ついた人々を結局ほとんど助けることができなかったところです。もちろん仁先生とはいえ１人の人間ですから、助けられる人数も限られますし、比較的環境が整っている江戸と比べ、アウェイの京都ではやりづらいでしょう。つまり今シーズンの初回では、仁先生は万能ではないということが言いたかったのかもしれません。そういうネガティブな面があったためか、爽快感という点では前シーズンよりも劣っていたように思えました。まぁでもそんなの大したことではないです。佐久間に思うがまま救えといわれた仁が、これからどんな活躍を見せてくれるのか、そして彼が存在することで歴史はどう変わっていくのか、本当にこれから見るのが楽しみです。そういや喜市があまり成長してなかったのは笑えたｗ

【あらすじ】鳥のグリードにセルメダルを奪われてしまったアンクは倒れ、映司は何とか変身してアンクをクスクシエに連れて帰ると、そこに伊達がやってきた。映司は伊達にセルメダルを貸してくれるよう頼むが、伊達はアンクがグリードやヤミーのことを教えてくれれば貸すと取引を持ちかける。一方知世子は、シャチパンダヤミーと戦って傷ついた真木を車で送っていた。真木は知世子を、彼が子供の頃住んでいた屋敷に案内する。

【感想】なんと…真木の姉が死んだのは真木のせいだった…というか、モロに真木が殺してますね。こりゃ真木も思ってたよりずいぶん業が深いわ。やはりあの人形は姉からもらった人形で、姉は結婚するにあたり、いつものように優しく真木を諭したんだろうに、真木にはそれがまるで鳥居みゆきのように見えたとｗ 顔立ちの整った女性がああいうメイクをすると、全部鳥居みゆきに見える罠(；´Д｀) そして真木ついに悪役に回ってしまいました。なかなかいいキャラなので、とても残念です。しかし知世子にはずっと複雑な感情を抱いたままなのでしょうね。女としては見ていないでしょうけどね。真木役の神尾祐ってやはりＳＰの役とかやるだけあって、タッパもあるしガタイがしっかりしてますよね～。今日も立ち姿がとてもきれいでした。だけどオーズでは真木なんだよなぁｗ そしてアンクも、やはり私が先週心配した通り、１つの体に戻るとしたらどちらかの意識がなくなるってことですね。他のグリードと違う原因も分かりましたし。本来なら当時の記憶を持つ泉アンクの方が、１つの体に戻った時にイニシアチブを取るべきですよね。意識のない体が意識を持っていること自体がおかしいわけで。しかし、その体を鴻上がヨーロッパから持ち帰っていたとは驚きですね…。てことは、オーズもグリードも８００年前はヨーロッパで活躍してたってことなのか。それじゃああの石造りのゴシック建築を舞台に暴れていたのも理解できます。じゃあなんでいきなり日本語を理解したのかとか、そういう齟齬はありますがｗ あと、もう１人のアンクの人間態が子供ってのはちょっと面白いですね。もう１人のアンク、そして来週出てくる恐竜系？の紫のグリード、それから久々にウヴァも出るみたいですね。グリード側は少し賑やかになるようですが、やはりメズールとガメルは戻らないのかどうか気になります…。