原子力発電について。
- カテゴリ:日記
- 2011/04/15 05:29:56
アメリカや ヨーロッパ先進国が 推し進める原子力。
確かに 埋蔵量が限られている石油資源。
アラブ世界に主導権を握られ 価格を左右され、
その都度 オイルショックなる経済変動を
余技なくされる 危なげなモノよりは…と、
人類がまだ把握しきれていない 危険な原子力を
『クリーンエネルギー』と、 銘打って 推進してきた先進各国。
原子力発電に必要な
ウランには、核分裂しやすい(燃えやすい)ウラン235と、
核分裂しにくい(燃えにくい)ウラン238がある
。
ウラン燃料は、ウラン235の割合を3~5%に高めたもの。
この燃えやすいウラン235の代わりに、再処理工場で、
使用済燃料から取り出したプルトニウムを使うのが
ウラン・プルトニウム混合酸化物 [Mixed OXide] 燃料、
つまりMOX燃料。
どうして このMOX燃料使用を 推進したかと言うと、
再処理燃料なので(長所)
①エネルギー資源の 海外依存度を 小さくできる。
②成功すると 将来にエネルギーを確保できる
ただ その半面(短所)
①工程が複雑で 事故の危険性が大
②MOX燃料にするための加工費が割高
③加工する時に出る放射性ゴミが膨大
(アチコチにゴミ処理施設を作らなくてはいけない)
④事故が起こると 大事故になる
これに 産業・地元の振興など 色々の要素が絡んで
今の方向になったと思われる。
石油・石炭・原子力 これらに代わるエネルギーを、
人間は 見つけることができるのだろうか・・・
太陽光発電・・・
これが 強力エネルギーになれると、
地球環境を 汚すことはないんだけれど・・・
頭の良い人たち どうか一つ この方向で
未来につながる道を・・・
・・・って、やっぱ 人頼みですね。^^;
分かりやすい例ですね。 ありがとうございます。^^;
我が北海道の幌延を 核のゴミ箱にしようとする計画があるので、
次から次と アチコチの原発から出てくる放射性廃棄物が と~っても気になっていますよ。ww
しばらくは、放射性廃棄物の少ない、原子力潜水艦方式(PWR)でよろしかろう。
http://www.mnf.co.jp/pages/ppp.htm
http://www.mnf.co.jp/pages/sei.htm
どうせ、どんなウランを燃やしても、プルのゴミは出るんだが、
建屋の無いボットン便所方式(BWR)の国土汚染と比べれば、
蛇口を捻れば水洗便所のように、水が流れ込んで中性子線を防いでくれ周辺への被害も少なく、
しかも低燃費で経済的です。
(γ線被曝は防げんが、別に作業員が死ぬだけだし構わんだろう)
http://www.atomin.go.jp/atominland/manabo/index.html
シケモクで人間の細胞がコナゴナになるMOX(POX)燃料に関しては、長所も短所も利点もありません。
日立の経営コンサル「大前研一」が推し進めた、
高速増殖炉は、瞬時に金属ナトリウム(ネバネバした金属の消火器みたいなの)で冷却されて、
固まったままの無用の長物だからです。
http://twilog.org/monjukun
【BWR】
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4a/BoilingWaterReactor.gif
【PWR】
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a0/PressurizedWaterReactor.gif
常温核融合に関しては無理というか、今福島県で起きている。
(崩壊熱の出続ける炉心溶融箇所に近づくと、
炭火焼きの魚みたいに、人間の目からうろこが出るようになるかもしれません)
やるとしても
自販機のアルミ缶(電気の缶詰)のゴミ捨て場にでもするのが、良いでしょう。
へっ? みかんさんは震災地の人ですか?(☉౪ ⊙)
水ナシ・電気ナシの生活してたのかな?
停電の時に
夜ってホント暗いわーって実感しましたもん。
水も出ないし・・・ホント何もできなくなっちゃって・・・
安全安定安心の素敵なエネルギー発明してほしいですね。
そだね。 軍事衛星何個も打ち上げてるヒマがあったら、
太陽光パネルをたくさん 置いて欲しいよね。^^;
それにしても 今日のニュースで、
原発5km圏内の無人の街で、空き巣が取り放題らしい。><
放射能防護服に身を包んだ 怪しげな集団を
自宅に物を取りに行った人が 見つけている。
警察がパトロールしているから安心!と言われてきたが、
3度 家に戻ったが、一度も警察と遭遇していないそう。
戻るたびに 物が無くなっていた…とも。
ガラガラに痩せた犬や牛が うろついていた…とも。
私は 何よりも この動物たちを何とかしてあげたい。。。(T_T)
折角 生き残った命なのに…
マイクロ派で地上に送るっていう計画はあるみたいですよ。
…って、なんとかガンダムみたいですね(汗
どちらにしろ完成するのはかなり先なので、
しばらくは原子力に依存せざるをえないのでしょうが…。
はい、地下300m以下に 高レベル放射能廃棄物を
ガラス固化体にして 一時収容し、
その後 約30年経って高温度が下がったら、地層に埋めるのです。
その計画書など ずさんで大雑把で 驚きますよ。(☉౪ ⊙)
(危機管理が全くなってない)
学者たちが その都度 反対の意見書を出しているのですが…
やはり 大きなお金が動くので、都合のいい反論で
無視されてきました。
それでなくても 日本では 原爆を作れるプルトニウムが
多量に余っていて、外国も 何となく「……」の感じを持っているのに、
プルサーマルで もっと余ってしまうと
軍事的緊張も 出てくることになりかねません。
「トイレなき マンション」と 言われ続けてきた原発。
いよいよ 正念場です。
放射性ゴミの処理は最後は地中深くに埋めるという話ですが、
こんなに地震が多発する日本のどこに埋めれば安全だという気なんでしょうね?
この震災の後で、それを引き受けるところがこの日本にあるとは思えません。
やっぱり原子力発電は色々と見直しが必要になりそうですよね。
本当の基本形で スンマセン。^^;
私は学生の時から、化学、生物 苦手なので・・
ありがとうございます