石川 遼。
- カテゴリ:日記
- 2011/04/13 03:23:02
今年 石川遼選手は、3年目のマスターズ挑戦に、
並々ならぬ態勢で 臨んでいた。
2か月前から アメリカに入り、本番前に 5戦を消化する。
日本から 和食の調理師さんを帯同し、
慣れない食事で 体調を崩さないよう注意を払い、
今までにないほど ボールを打ち込んだ。
準備万端 遺漏ナシ。
3月10日のWGC キャデラック大会の初日を、
2打差の2位で終了し、意気揚々と引き上げてきた。
そして あの大震災・・・
英語だらけのニュースでも 途轍もない大変なことが
日本で起こっているのがわかる。
(ゴルフなんて していて いいのだろうか…)
詳しい情報が 何も分からない。
おまけに 次の日、ゴルフ場で 記者たちに取り囲まれ、
ゴルフに関係のない 地震と津波の質問ばかり…
プレー中 石川の表情は虚ろだった。
ゴルフに集中できていない。 心 ここに在らず。
結果は 予選落ち。 折角 2位にいたのに…
次の試合も 信じられない程 ミス・ミス・ミス。
ドライバーで池ポチャ、次に打ったらバンカーの目玉。
それを打つと バンカーから出ず…
見ていられない 惨憺たる状態。
悲しい 泣きそうな顔だった。
大震災で とてもゴルフに集中できる状態ではないようだ。
この状態で 本番のマスターズを迎えるのか・・・
彼の 我々普通人と違うところは、
アメリカから
「今年の自分の獲得賞金を すべて被災地に寄付する」
と、発表したこと。
自分が一生懸命ゴルフすることが、被災地のためになる!と、
悩んでいた気持ちを 切り替えることがでた。
その結果が 初の予選通過、3アンダーの20位。
小学生の頃から持ち続けた 夢の大舞台マスターズ。
そこで、世界の強豪に交じり 20番目に顔を出した。
彼のことだから 一つ一つ 階段を着実に登って行って
くれるだろう。
ゴルフの聖地 全英オープンやマスターズで、
日本人が 最終組で 18番ホールの大ギャラリーの、
スタンディングオベーションに迎えられ、
優勝パットを決める瞬間を 見てみたいなぁ。(๑´‿`๑)
彼に教わることが多い, 若者の優等生を見た気がします。^^;
皆の 期待に応えられる…
これは 本当に大変なことですから。
私なぞ 期待を裏切ることの多い人生ですから…ww