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TAKEのつぶやき


☆三国志 山場前夜

孫権とその軍師魯粛は荊州を抑えた曹操に何か策はないものかと相談していたところ、劉備と連合軍を作り曹操を叩くことに決定しました。さっそく魯粛は特使として劉備を訪れました。

劉備にしても魯粛の作戦はありがたいもので、すぐに受け入れられました。ところで、孔明は孫権と曹操を戦わせ、曹操を荊州から追い出してしまうことを考えていたといいますから、やはり孔明の方が役者が一枚上だったみたいです。

そして、今度は孔明が特使として呉を訪れました。そして、孔明は妙案を切り出します。曹操軍は北方の軍であるため水上の戦が苦手であることに目を付けたのです。さらに、今の曹操軍は連戦のため疲れが出ているというのです。

ところが、ここまで来て呉の重臣たちは開戦どころか、曹操に降伏することを主張するものまで現れなかなか結論が出ない状態に陥りました。しかし、周瑜が開戦を主張してやっと結論が出て、孫権・劉備連合軍が成立することになりました。

ところで、この周瑜と孔明表向きは問題がなかったのですが、あまりの切れ者なので周瑜は孔明を警戒するようになっていきます。このまま放っておけば呉の大敵になると考えた周瑜は呉の軍師で孔明の兄である諸葛瑾を通じて呉に仕えるように説得させましたが、周瑜の計画を見抜きあっさりと断ったといいます。




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