Nicotto Town



馬映画紹介その23「白い馬の季節」


子どもの頃、放牧地を巡って暮らす遊牧民になりたいと思ったことがあります。

どうしてそう思ったのかは覚えていないんだけど、自分の中に遊牧民の血が流れているような気がしてました。変な子どもだな。
久しぶりの映画紹介。ちょっと珍しく2005年の中国映画から。原題は「季風中的馬」。

干ばつが続き、砂漠化しつつある内モンゴルの草原。そこに住む遊牧民・ウルゲンは、息子の学費が払えないほど生活に窮していた。牧草は枯れ、毎日のように餓死する羊がでる。妻のイントジマーは、年老いた白馬・サーラルを売り、町で暮らすほかはないと考えていたが、ウルゲンは決心がつかずにいるのだった。親戚からも、幼馴染みからも援助を断わられたうえ、放牧地をめぐるトラブルから暴力沙汰を起こした彼に、罰金の支払いが命じられる。泣く泣く愛馬を売りに出し、後悔と自己嫌悪から酔いつぶれるウルゲン。それとは対照的に、妻は様々に自活する術を模索し始めていた。そんななか、サーラルがいかがわしい見世物に使われているのを目の当たりにしたウルゲンが、またもや大立ち回りを演じ…。

たびたび出てくるウルゲンの回想シーンの中に出てくる、かつての美しい草原を駆けるサーラルとウルゲンの姿や、たくさんの羊たち、馬たちが悲しい。永遠に続くものはないのだけれど、悔しくてやりきれない思いが残ります。モンゴルの歌は、日本の民謡とすごく似ています。DVDになっていますが、ちょっとレンタルがあるかは不明。

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2011/04/12 06:15
こおたさん、ありがとう。
本当ですね。この映画、リアルだったのでなおさらでした。

まさまささん、ありがとう。
まだまだいけそうですw
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2011/04/11 21:48
シリーズ23回目ですか
ものすごいこだわりです^^
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2011/04/11 21:21
映画といえども…生きるって大変ですよね><



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