つぐない
- カテゴリ:映画
- 2009/04/12 22:43:56
自宅鑑賞メモ。
悲恋もののラブストーリーだと思って観たら、せつなく残酷な戦争ものになっていてちょっとヘコんでしまいました。
少女の嘘で身分違いの男女が引き裂かれ、戦争によって少女の贖いの機会は永遠に失われてしまいました。
戦争すら美しい映像、変わる視点と 叙述トリックのような進行の精密な組み立て、
タイプライターの音に重なる美しい音楽が心理描写と緊張感を際立たせている観ごたえのある重厚なドラマでした。
涙無しでは観られない映画でしたが、最後に残るのは疑問です。これって「つぐない」になっていのでは?
でも、どんな罪も戦争も、けっしてつぐなうことはできないと思うので、当然なのかも。
自己救済の物語のように感じました。
邦題は「つぐない」ではなく「あがない」とすべきでは?と思ったけど、違いをうまく説明できないので、まあいいや。
【Atonement】2007イギリス
もしあんな嘘を付いていなければ
あの2人は絶対に結ばれていたはずなのに・・・
っと思うばかりです。
人間の嫉妬は怖いものだと改めて思った作品でした。
この作品はまだ観てません僕も悲恋もののラブストーリーだと思っていました^^;
>Cabbageサマ だから、なおさらなんですが。イギリスだし。まあでも、どっちもどっちですねー。
>ケサランさま 気軽に観るとヘコんじゃいます~。ちょっと構えて観た方がいいかもです。
>伊勢うどんサマ いつかぜひ~。
次回放送日に見たいと思います。
私もラブストーリーだと思ってましたよ。
気軽に観れそうな映画じゃないんですね。
先に「ブラッドレイン」を観ることにします。
このタイトルを見た瞬間に飛んできました!
ロビーとセシーリアの悲恋の行く末が残酷なくらい切なかったですね。
ただ、それでいて美しいのもまた切ないわけで・・・・・・
ブライオニーが贖罪のためにと、悲しすぎる事実に付け足した部分のシーンも、
見ていると辛いですね。音楽もとてもよくて。