Nicotto Town


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泣かないのではなく泣けない

あまりに痛みが強いと、人は何も言えずに声を飲み込む。
それと同じで、あまりに悲しみが強いと、人は泣く事はできない。
そんな状態は、はたからみると何も感じてないようにみえる。
心は空っぽで、なにもする気が起きなくて、ただ呆然としているだけなんだが。

泣かないのではなく、泣けない。

泣けない被災者を16年前はこの目で、この震災ではTV画面を通して多くみた。
マイクに向かって、家が流されたこと、家族を失ったこと。
ただ平板に話すの被災者の、その見えない悲しみを理解しないと。
ニュースの映像は、無神経で残酷なものに変容する。

私の父が死んだ時、母が虚脱状態、姉夫婦は遠方に住んでいた。
確実に動けるのは、私しかいなかった。
葬儀会社の手配から、会場の確保、人の配置まで。
葬儀はする事が山ほどある。
泣いてる暇なんぞない。
葬儀ってのは、そんな風に忙しくすることで、悲しみで立ち上がれない人を動かすためのシステムでもある。
親しい人は、泣かない私をしっかりしてるといい。
親しくない人は、泣かない私を冷たいといい。
・・・私の場合はこうだった。
私はとっちでもない、ただの普通の人間だ。
怒りも憎しみも、悲しみも喜びも、普通に感じるただの人間だ。

泣かないのではなく、泣けない。

そこにいるのは、普通の当たり前の人だってこと。
それを忘れてはいけない。

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2011/04/11 16:03
だあくさま
きっとそうなんでしょうね。
避難所の生活はゆとりもなく、気がはることばかり。
ほっと独りになった時に、涙をながされいるのかもしれません。
遠くから思いをはせるしかできないのは、辛いですね。
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2011/04/10 19:28
東北の皆さんも きっと 一人きりになったら 涙するのでしょうね。。。
子供の前では 元気でいなくちゃ とか みんなの前では・・・ とか

計り知れません ;;
 
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2011/04/06 19:45
♥ゆう♥ さま
ありがとうございます。
自分の思っていること、考えていることの半分もかけてないかもしれません。
私も、そこまで悲しい思いをしたこといえるかどうか。
肉親や親友、親戚の死は経験しましたが。
なにもかも、一度に失ったことはありません。
ただ、その喪失感にたいする思いだけは、思いやれる火とでありたいですね。
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2011/04/06 19:41
カズさま
家族の生死すら不明で、なおかつ家も財産も仕事も喪失。
この状態で何かを考えるなんて、それは無理というものです。
それでも人は生きていかなきゃなりません。

そんな人たちに、どうやって手をさしのべられるか。
そこから考えていかないとなあ、そう思います。
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2011/04/06 01:11
ラトさんの言葉は、いつも深くて心にしみます。。。
私はまだ、そこまでの悲しい思いをしたことがないかもしれません。
本当にそんな究極の悲しみに直面したとき
そこに真っ正面からぶつかる勇気あるかな??

確かに、人の痛みに心配りのできる人間でありたいですね!
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2011/04/05 20:39
今回の地震で泣くに泣けない人が大勢おられます。
例えば行方不明者を家族に持つ方は、
受けいれなくてはならない現実を目のあたりにして、
でもどこかで生きていてくれたらという希望とで、
まさに、泣くに泣けない日々を送られているんでしょう。
心中を察するに余ります。
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2011/04/05 19:56
シンさま
大切な人を失う悲しみ。
大きな大きな喪失感は、ほんとに心に穴があいたようです。
受け入れるには、シンさんがゆうとおり、寄り添う時間が必要…。

今回の震災で、大切な人を喪失した哀しみ。
・・・どんなに大きい事か。
避難所での生活だと、思いをはせることすら困難だと思います。
だから泣かない、泣けない、なにも言えない。
その痛みを、思いやることしかできません、
少しでも早く、その痛みを解放できますよにと祈るしかできません。
だから、痛みを知る人で在りたい、そう願っています。
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2011/04/05 19:46
くぅみんさま
見えない痛みが、いちばん痛いのかもしれません。
誰だって、そんな痛みを抱えてると思います。
それを思いいたれる、そんな人でありたいな、と思います。
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2011/04/05 19:44
sakuko さま
コメント、ありがとうございます。
悲しみはあとからふいにやってきたりします。
それも繰り返し、繰り返し。
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2011/04/05 19:43
★めだまさま
お久しぶりです、お元気ですか?
私のつたない文章だと、言いたい事の半分も伝えられない。
それでも、何か伝えられたならと思います。
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2011/04/05 19:40
藤娘さま
うん、そだね。
先に泣かれると…泣けなくなるね。
体の怪我は目にみえるけど、心の怪我は見えない。
傷つかないはずは無いのに、見えないだけで人は気づかない。
TV取材って、何をしてるんだろうね。
痛みはそこにみえてるやんか、幾度そう思ったかなあ。
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2011/04/05 19:36
むたにゃさま
むたさんも被災はしたのでは?
計画停電、今も続いてるし、余震もあるでしょう?
「被災者の方は、笑って元気に立ち上がってます」
そう、しめくくるインタビュアーに、あなたは何をみてたの?
って、聞きたかったなあ。
誰も笑ってないのに。
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2011/04/05 19:26
Yureさま
泣かない、泣けない、そして泣く。
私は、翌年の正月、当時所属してたサークルの会合を終えた夜に、いきなりきた。
風邪もひいてないのに、いきなり40度の高熱、それが数日続いたかな?
それが治ってから、いっきに涙もろくなりました・・・それなりに効いてたんだろうな。

どんな時もそうやけど、私も相手の気持ちを思いやれる。
そんな人でありたい、そう在りたいと思います。
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2011/04/05 19:19
沙羅さま
そうか、それは心残りになるよね。
私の父は、夏に入院、秋にあの世へやったから、あの当時の思い出って。夢のように思えるな。
看病疲れで母は倒れるし、勤務してた会社は監査はいっててんやわんやで休めないし。
どうしてやり過ごしたのか、今でも不思議。

被災された方たちの気持ちって、今、やっと現実を受けとめ始めたとこと違うかな。
呆然としてた心が動き出して、苦しみや悲しみが動き出す。
それをどう、思いやって、受け止めていくのか。
独りじゃないって、気がついてもらえたら…いいよね。
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2011/04/05 19:12
大丈夫さマサ吉♪さま
そうだよね・・・泣いてる暇はまったくなかった。
いらない口出しをしてくる人も多くて。

それでも後からいろいろきたけどねえw
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2011/04/05 06:34
大切な人をなくした悲しみを受け入れ、
その死に寄り添う時間が人には必要なのだと思います。

生きることが優先されて、強制避難させられることが、
残された人たちに本当に必要なことなのかどうかさえ、
私にはわかりません。

がれきの下に今も眠るかもしれないあの人を置いて、
腐敗が進む大切な人の遺体を残して、
見知らぬ場所に移らなければならない。
そんな人たちは、泣くことも、泣かないことも、できないでいます。

せめてそういう痛みを理解できる人間でありたいものです。

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2011/04/05 05:09
心の涙が多いと 目からは涙出ないみたいです・・・。
心の目で見ないと 見えないものっていっぱいですね(。◡人◡。) 
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2011/04/05 00:32
ラトさんへ

悲しみはその後やってくるものだと
私も父を亡くしてそう思いました…
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2011/04/04 23:41
今の自分では、言葉に出来ない事、文字に出来ない事。
全部 ラトさんが 書いてくれてる。。。 感謝。。。
ありがとね~~
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2011/04/04 22:28
先に泣かれちゃうと、泣けなくなっちゃうしね・・・
体の痛みも、度を超えると防衛するために、脳が痛みを感じないようにするように、
心の痛みだって、度を超えると感情がなくなってしまうのだ・・・

でも、表現することをしないだけで、痛みは痛み・・・感じてるよね・・・
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2011/04/04 22:12
被災したことのない私にはきっと、東北の方々の辛さは
本当にはわからないのだろうな…とは思いますが、
たとえ何もできなかったとしても、私もYureさんと同じく
吐き出せない痛みに気づき、笑顔の奥にある心の傷も忘れず
見守ってあげられる人間になりたいと思います。
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2011/04/04 21:15
・・・泣けなかった時期を過ぎて、泣けるようになったら止まらなくなって、結局10年ちょっと泣いて暮らしました。
泣けないのだと、泣いているのだと、泣き続けているだと、それぞれに気付いてもらえることは、とても大事なことだと思います。 気付いて、見守っていられる人になりたいと思います。
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2011/04/04 20:35
私は父の死に目に会えなかったのが心残り。
余命半年の宣告されたのに、12年も生き永らえた人やから、既に覚悟をしていたのもあるけど……
葬儀から49日の法要を済ませるまで、何だかバタバタしてて、泣いてる暇なんてなかったのは確かやね。

震災で家も仕事もなくし、今後どうするのかを考えられるのは、もう少し時間が経ってから……
その時に、どれだけの手が差し伸べられるのかに掛かってるね。
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2011/04/04 17:29
そうだね

俺も会社入ったばかりのとき親父を無くしたけど

訳もわからず施主を努めたけど

泣いてる暇無かったもんな~



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