Nicotto Town


蘭の『どうということもない話』


この度の地震・・・当日

御無沙汰いたしております。
まずは、この度の地震によって被害にあわれた方々に心よりお悔やみ申し上げます。
また、被災地の皆様が1日も早く復興されますようお祈りいたします。

私は地震当日、勤めているホームセンターに居りました。
ちょうど休憩時間だったのですが、緩やかな横揺れのあと 激しい揺れに襲われました。
急いで店内に出ると、陳列棚の商品があちらこちらで散乱。

私の担当しているインテリアコーナーでは、姿見の鏡が倒れて割れたり
ブラインドの長いものが倒れて通路を塞いでいました。

すぐに放送でお客様誘導の指示が出たので、店外へご案内したのですが
激しい揺れにも関わらず、買い物を続けたがる人が何人もいました。

その後、店内の原状復帰の指示が出ました。
本来なら、従業員も店外に避難すべきなのですが
店長は休み、指示を出す次長からは一向に避難指示が出ませんでした。
事実、その直後2度目の地震が起き、再び商品は散乱。
その間にも、店内に戻っていたお客様を再び誘導することになりました。

揺れが収まる度に、店内の原状復帰の命令が出ましたが
もはや的確な指示が出ないと判断し、社員の一部が独自に行動
買い物に戻るお客様の制止、門扉を閉じる等して
パート・アルバイトは駐車場に避難しました。

近所に住む、パートさんの子供(小学校低学年の男の子と高学年の女の子)が
お母さんを探しに泣きながら店に来るなどあり
小さいお子さんを持つパートさんから帰宅。
大津波警報が発令されていた為、沿岸部に住んでいる人も
希望者は帰宅許可が下りました。

結局、閉店の指示が出たのは、最初の地震発生から1時間後の4時頃でした。




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