計画停電の準備
- カテゴリ:日記
- 2011/03/14 00:05:14
常識ですが、確認です。
停電の前には、電気製品の電源を切りましょう。
軽い注意点として、最近の電気製品は電源スイッチが「待機」である場合が多いので、完全に電源が切れるようなら、切ってください。
ただこれは、さほど気にしてもしょうがないので、出来る範囲として行ってください。
家庭用機器は安全を考慮して設計(先進国の製品なら)してありますし、「待機」は、主要な電力を食う部分は切れているので、影響は軽微です。
しっかり注意したいのは、大きな電力を食う機械と、モーターなどが回転する機械。
電源をいれるとブ〜ンとか音がしますね。この機械。
これは、原理上、電気が流れ始めた時、
「逆起電力」
が発生します。
想像してもらうとしたら、例えば、長く柔らかい棒を振ると、しなって揺り戻しが帰ってきますね。
これが、電気でも起こります。
具体的に言うと、コイルが逆起電力を発生する場合が多くなります。
電線を、輪っかにぐるぐる巻いてある、あれがコイルです。
電動モーターも、コイルがぐるぐる巻いてある機械の一つです。
もし仮に、家中の機械が一斉に動いたら、最初の一瞬ではありますが、家中の電線の中の電気が、ブル!っと震えます。
たまにブレーカーが落ちて、急いでブレーカーを復帰した経験があると思いますし、そのとき、家中で電気が戻っても平気だった経験があると思います。
しかし、それで安心してはいけません。
今回は、一軒の家ではなく、街ぐるみで、停電から復帰するとき、一斉に電気製品が稼動するのです。
事故は起きないとは思いますが、これは充分用心するべき問題です。
なるべく、停電前に、使っていない機械を確認して、出来ればコンセントから抜いておいてください。
え〜っと、冷蔵庫は無理かなぁ。
あの機械、電源スイッチが無いから。。。
コンセントの場所も難しかったりするからぁ。。。
あ、温度の強弱を調整するダイヤルがある。
あれを、弱く設定すれば、わずかだけど影響を減らせるかもしれない。
製品によるから何とも言えないけど、用心に越したことはない。
時間に余裕を持って、早いうちに「弱」にしておくと良いでしょう。
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すぐ思い浮かぶのは、そんなところかなぁ。
自分の家は良くても、外からの影響もあり得るので、使ってない機械はコンセントから抜いておくのが一番安心です。