Nicotto Town


日々reco新聞


領土問題を考える


日本が抱える領土問題について考察します。


日本は領土問題を解決する手段の内、いくつかの致命的な
力不足により、領土問題を解決できません。

ここでいう領土問題とは国境を接する国々と日本との間に
ある、国境及び国土の帰属問題です。

具体的には北方領土問題、竹島問題、尖閣諸島問題を指します。
尖閣諸島に関しては、領土問題など存在しないという方々の
お立場、理解致します。その論点も理解しております。

この項では、日本と関わり合いのあるロシア、大韓民国、中華人民共和国
及び、中華民国について、各々の国々との具体的な対応方法を
考えるのではなく、これらの国々に共通する立場または
領土問題の取り扱い方法をみていきたいと思います。

領土について考えると、中華民国以外は大陸に国があります。
地図を広げて大陸側から日本を見てください。
太平洋に向かう、つまりアメリカに向かうそのちょうどいい場所に
日本がありませんか?
もう少し広くみて、中華民国、フィリピン、インドネシア、日本を
線でつなぐと、大陸の国は太平洋に渡れないのでは?と思うほどです。
安全保障を考える上で、海上の封鎖は由々しき出来事と
考えるのも無理ありません。
尖閣諸島は石油の利権だけではないのです。

日本の外交に致命的なハンディがあるとすれば、核兵力の不所持です。
日本が核兵器をもって他国を攻めようとか、そういう発想ではありません。
また、核兵器による恫喝外交が立派であるとも思いません。
核なき世界を理想とするのは当然であります。
とはいえ、世の中に最強の兵器があるのに、それを所有しないというのは
所有している側から見れば、与し易い相手であります。
なかよくしてきたアメリカが核の傘で守ってくれます、と主張する向きも
ありますが、領土問題について、それは役には立ちません。

こういう言い方は良くないかもしれませんが、棍棒をもって、握手する
それが国と国との伝統的な付き合い方なのです。
相手を圧倒しなくても、相手が侵略しようとする気がおきない程度の
兵力を持つのは、家に鍵をつけて眠りにつくようなものです。
家中の扉を開けて寝れば、泥棒に入られるのは当然で、
むしろ、あけひろげているから、普通の人が悪意をもって泥棒になって
しまう、つまり守らないことも悪いことなのです。

国名を挙げればロシアとの北方領土問題に関しては、日本とロシアは
北方領土だけ見ていては問題が解決しません。
ロシアが傾いたら、千島樺太は日本が占領しますよ、というくらいの
兵力をもたねばロシアは交渉の椅子に座るはずありません。

そんな中、核兵器を持たない外交で、領土に関する問題を解決しよう
など、それは無理な話です。

それでは、領土問題をどうするか?
自分の解決方法は、領土問題を解決しない、が良い案と思います。
福沢諭吉という慶応大学を作った人物は、
「(大陸国家=アジア国家とは)関わり合いを持つな」と言っています。
(脱亜論で検索してください。発言はもっと過激です)
領土問題を解決しても、中華人民共和国や大韓民国のように、
教育レベルで反日している国とは、次の問題が発生するだろうことが
予想されるので、無理に仲良くする必要がない、という考えです。
協力できない建前として領土問題を使えばいいと思います。

その国に住む人とは、勿論交流をして、仲良くすべきと思います。
但し、国家同士は近しい国といえども政治体制、国民の民度など
異なるので(サッカーの試合などでわかると思いますが
スポーツというよりも、勝ち負けに非常にこだわります。特に対日)
融合、協力、相互扶助、などはなるべくしない方向で
それぞれ進めば良いと思います。
偏狭な考えと思われるかもしれませんが、関わり合いを無理に
持たないほうが、長期的にはうまくいくのではないかと思います。

日本が大陸を見たとき、そして大陸が日本を見たとき、
歴史上は両者の間で争いが起きていました。
(壬辰倭乱、元寇、白村江、満州国家)

お互いに少し離れて、良いところだけを学び合う、遣唐使の頃の
つきあい方が上手なつきあい方と思われます。





アバター
2011/03/11 04:52
難しい問題をブログに書くのは大変でしょうね

確かに領土問題は日本にとっては大きな問題です

一国民としては その推移を注視するぐらいしかできないですが

今の政府の状態では はたして今後の展開がどうなるのかは

不透明ですね。




Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.