Nicotto Town



ザ・タウン

今年4作目の映画館鑑賞。

ベン・アフレック主演&ベン・アフレック監督・脚本・製作の第2作。
チャック・ホーガンの小説『強盗こそ、われらが宿命』原作としたクライム映画。

強盗が日常茶飯事に行われる荒れた街チャールズタウン。
その街に生まれ、人生や周囲に流されるまま「家業」として、
銀行や輸送車の強盗を行ってきたダグ(ベン・アフレック)でしたが、
ある日、強盗に入った銀行で成り行きで女性支店長を人質に取ったときから、
彼の人生は変わり始め・・・。

そういう街で育って、当たり前のように銀行強盗を行う男達の生き様が、
凶悪な人間としてではなく、また美化することもなく、描かれています。
街に染まって生きてきて、でも変わりたいと思った。
変わるために失ったものと犠牲の大さと、そして消えない過去。
善か悪かでも、犯罪か正義かでも、否定も肯定でもなく、
アンハッピーエンドでもハッピーエンドでもなく、終わりではなく続いていく、
哀しい人生の物語です。
ボロボロに泣いてしまいました。

ベン・アフレック監督・脚本・製作の第1作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』から、
容赦のない辛さを抜いたところに、かすかな希望を加えたような映画でした。
原作は未読ですが、とても読みたいです。

脚本も演出も音楽も、全て私のストライクゾーンでした。

★★★★☆【The Town】 

アバター
2011/03/09 19:48
>T-マテリアルさま そんなことないですよ~^^
いつもコメントありがとうございます!
アバター
2011/03/09 00:11
おかしな、コメですまん^^



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