Nicotto Town


聖典研究・善根功徳


オレステイア 四

「供養する女たち」

旅人に扮したオレステースは母の館に向かい、オレステースはすでに死んだこと、オレス

テースの骨壷を持ってきたことを伝える。母クリュタイムネーストラーは嘆き悲しみ(これ

が演技か本心かは観客の判断にゆだねられる)、オレステースを館に招き入れる。オレス

テースは、まずアイギストスを殺害し、ついに母クリュタイムネーストラーを殺そうと近づ

く。旅人の正体がオレステースと知ったクリュタイムネーストラーは、息子に向かって必死

の命乞いを行う。クリュタイムネーストラーは、かつて息子に注いだ愛を訴える。しかし、オ

レステースは情夫に愛を注ぎ夫を殺害した母クリュタイムネーストラーを責める。それも

運命であったと弁明する母に対し、それならここで殺されるのも運命として、オレステース

はついに母を殺害する。   つづく




カテゴリ

>>カテゴリ一覧を開く

月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.