Nicotto Town ニコッとタウン

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教会物語2。





「もう、蛍兄さん、また無理言って誘ったんでしょう?」



こんな時間にすみません、と謝る恋。



「でも、蛍兄さんの作るご飯は美味しいので、いっぱい食べて行ってくださいね✩」


にこやかに笑う恋の横から蛍がこそっと話しかけてくる。

「恋は料理、破滅的だしね✩」

「兄さん、何か言いました?」

顔が影でよく見えなくなり…どことなく…口から何かもや?のようなものを…
だしてるような気がするのは気のせいでは無い。


「いえ、特に。」

人形の口のようのカクカクと喋る蛍…


少し、沈黙の時間が訪れ、体感時間は恐ろしく長く感じたと言う…(蛍、後日談より)














「…教会のステンドグラス…」






「ん?」

ようやく、沈黙が去ったのを察知した蛍は、影って見えない妹、恋の顔を見る。

嫌な予感が頭をよぎる…そういう時に限って、当たってしまうのは何故だろうと考えつつ、恋の次の発言を待つ…



「最近、掃除が出来なくて気になってたんです。」


「…うん。」

「では、お願いしますね、蛍兄さん。」

こんな時だけ、とびきりの笑顔で、微笑む天使のような悪魔。


「え?俺?…今から?ご飯…」



「さっさと、行く。」

一瞬で、またあの顔になる恋を見た蛍は、走って教会の礼拝堂へと、行ってしまう。


「ごめんなさい、取り乱して。」

おほほと笑って誤魔化す恋。

「さ、食べましょう?」



教会のステンドグラスって何枚あったか気にるが、
この際それは良しとして、

さて、あなたが今、恋と食べてる晩御飯。
それは何かな?

#日記広場:小説/詩

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2011/02/20 10:12
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