【あらすじ】奈緒はベテランのコンパニオンだが、さすがに寄る年波で仕事が減り、若い後輩たちにからかわれていた。奈緒は常に誰かに見られているような気分がして、てっきり誰かにストーキングされているものと思い込んでいた。友人に心療内科に行くよう勧められるが、病人扱いするなと逆に食ってかかる始末。そんな時、街中でまた誰かの視線を感じた奈緒は、近付いてきた男をシメ上げるが、それが精神科医の伊良部との出会いだった。

【感想】ワカパイがんばったｗ まさか最初出てきた時、あれがワカパイだなんて思いませんでしたよ。確かに頬のこけ具合とかワカパイっぽかったけど、あんな小悪魔つーかアゲハっつーか、あんなメイクしてたら誰かわからんてｗ 朝ドラのつばさでは、ちょっと粋な飲み屋の女将をやってたのに、この落差たるや。さすが女優ですわ。てかグラビアアイドルだったんでしたっけ。そしてワカパイ演じる奈緒に、嫌味や皮肉をたらたら言う憎々しい後輩コンパニオンに、仮面ライダーＷの亜樹子役だった山本ひかる。彼女は楽しい役柄が合うんですけどね～。で、ストーリーですが、今回もばかばかしかったですねｗ あのストーカー最初っから伊良部が仕組んだヤツだとわかってましたし、あのオーディションもおかしかったｗ 伊良部っていうか徳重選んでる時点でスタッフ失格だよ！ はっ、言ってはいけないことを！ 取り消します。私が言うまでもないですが、女優ってのは、３１歳なら３１歳なりの役どころってのがあると思うんですね。若さってのは必ずいつか失われるものなのだから、それ以外のウリ、つまり個性がないと、芸能界なんてとてもやってけないですよねぇ。さて、偽ストーカーですが、伊良部は製薬会社の人にやらせてましたね。大病院の医師って、製薬会社の接待を受けるって話をよく聞くんですが、これはまさにソレですよね…。伊良部はビタミン剤くらいしか使わないけど、院長の息子だからなぁ…。仕方なくペコペコしてるのかと思うと、あのおじさんちょっと可哀相ですねｗ

【あらすじ】航一は萌奈美に自分の病院で検査を受けるよう、強力に説得する。萌奈美は渋々検査を受けるが、結果を見た航一は、自分なら他の医師よりも手術の成功率がぐっと高くなると言い、萌奈美に手術を勧める。しかし記憶を失うリスクがないわけではないため、萌奈美は尚も悩む。一方弟の肇の部屋に居候することになり、ファミレスでの仕事も見つけた祐のところに、航一がいきなり訪ねてくる。そして萌奈美の手術をしてほしければ、もう二度と萌奈美に会うなと脅してきた。

【感想】今回の航一さんもやってくれました！ 実は当初、予告で大したシーンがなかったので、今回はハズレかなぁとあまり期待してなかったんです。前々回の写真の祐の目をペンでギリギリ、前回の祐に万札を連続でたたきつけるシーンは、どちらとも予告にありましたからね。で、最初の「私の妻の手術をしてほしければ、もう二度と会うな」というわけのわからない脅迫、エレベーター内で研修医の肇に嫌味たっぷりの警告をしたかと思ったら、閉まりかかったドアをこじ開けてトドメを刺したりとか、航一さんにしてみれば軽いジャブクラスのシーンが続き、今回はこんなもんかなと思ってたんです。あの脅迫、ほんといくら考えても納得がいきませんｗ まず浮気をするようなふしだらな妻は娘のためにも必要ないと言いつつ、祐には会うなと強要。しかも、別に脅さなくても夫なら間男に対して会うなと普通に言えると思うんですがね。しかも妻の命を質にまでして…。まぁ航一さんですから、このくらいは軽いです。で、今回はイマイチかとあきらめかけていた後半、やってくれましたよ！ 写真の目に穴と同じくらいのシーンを。あからさまに妻に嫉妬し夫婦の仲を裂こうとする愛人に対し、首をギリギリ絞めて、倒れて苦しんでいるところに、「冗談だよ」ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾒ(ﾟ∀ﾟ)ﾒ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ　これぞ航一さんクオリティ！ このシーンの間、腹を抱えて大爆笑してましたよ。その後の、院長室での祐との対決はまぁ普通でしたが、首絞めシーンだけでおなかいっぱいだしいいやと思ってたら、最後にきて実はかなりの確率で手術をすると萌奈美の記憶が失われる可能性があると独白。単に萌奈美に手術をさせるため隠していたのか、それともまさか手術が成功してもわざと萌奈美の記憶をいじるとか((((；ﾟДﾟ))))　今の医学でそれができるのかどうか知りませんが、航一さんならやってくれるにちまいない！