Nicotto Town


ジョシィー


思い出・・・ポロポーズ

思い出って沢山ありすぎて、どれを書こうか悩んでしまいます^^;


これって、あんまり強く思い出として残っていないのですが、
皆さんはなんで結婚しなかったのか疑問なのではないかと思い、
書いてみる事にしました。

つきあってから1年半くらいの頃だったでしょうか?w
「結婚する?」って何気なく彼が訊いて来たのです。

結婚してもいいかな?w って思ってはいたのですが、こちらの条件を言ってみました。

「養子に来てくれる?」

「え? それって、どういう事?」

「家の14代目の当主になるって云う事・・・名字が家の名前になるの^^;」

それ以来結婚の話は出なくなってしまいました;;

わたしに兄弟はありません。
いや、わたしが産まれる遥か前に、3ヶ月で亡くなった兄がいたのですが、
それから男の子が産まれる事はありませんでした。
母は跡継ぎを育てられなかった事が、凄いトラウマに成っているらしくて、
やたら、結婚して跡継ぎの孫を産め!と言いまくっていました。

跡継ぎを作らなくっちゃいけないし、結婚してアメリカに行くなんて事になったら、大騒ぎに成るだろうなぁ^^; って思ってました。
結婚しても、日本で暮らせるのだったら、まだ良いけれど、アメリカで暮らすのは、アメリカ嫌いの私にとっても凄い決心が必要だったのです。
彼がアメリカ人じゃなかったら良かったのにと、これほどまでに思った事はありませんでした。凄く凄く悩みました。彼の事が好きだったから^^;

それから少しして、父が脳梗塞で倒れました。

病院へ駆けつけると病状は深刻で、当分東京には帰れない感じだったので、
彼に電話をして、しばらく逢えなく成ると伝えました。
すると、彼も「そうか・・・僕もアメリカに行くから・・・お父さんお大事に・・・」と言ったのです。
「え?! いつから?」と訊くと「あした・・・」と答えました。
そのとき、女の感でしょうか、これは嘘だ!と思いました。
いままで、出張のときは前からいつどこどこへいくよ〜、って早くから言う彼でしたので、こんなに突然行く筈が無いと思ったのでした。
それは、別れの言葉だったのです;;

降られたんだな・・・そうだよね・・・プロポーズ断ったんだもんねぇ・・・
彼に養子に成ってくれなんて、無理だって分かってたもんね・・・
って思って、彼の事はあきらめてアシスタントも止めて看病と投稿作描きに没頭しました。

一年後、父は亡くなりました、そして私は念願の漫画家デビューを果たしました。

しばらくして、彼の事が凄く思い出されて寂しくて、ダメで元々と思い、勇気をだして彼に電話をしてみたのです。

彼はまだ前の所に住んでいて、結婚もしていませんでした。

「お父さんどう?」「亡くなった・・・」「残念だったね・・・」「うん・・でも漫画家に成れたよ」「良かったね、あんなに成りたがっていたものね、おめでとう!」と云う会話から、また、おつきあいが始まりました。

今度のつきあい方は前と少し違って来て、ただのガールフレンドと云うより、パートナーと云う感じに成りました。

彼のお友達や会社の上司が彼の家に来るときには、接待役をやるように成ったのです。上司の家にも二人でお呼ばれしたりして、社会的にもパートナーとして認められたようでした。

その頃、ある知人の紹介で、霊能者と会うという事がありました。
亡くなった父の事が気になっていたし、これからの彼とのことも訊きたかったのです。そのとき、その霊能者曰く、「今すぐプロポーズしたら、結婚するチャンスはあります。今度あったら言ってご覧なさい!」との事でした。

次の日がデートでしたので、霊能者にそう言われたと伝えました。

すると、彼は「yesって言っちゃっていいの?」と訊き返して来たのです。

正直、返事に詰まりました・・・・^^;

父が亡くなったと言っても、状況は母がより以上に養子を探してお見合いさせたり、私が外国人とつきあっている事を怒ったりするようになり、念願の漫画家には成ったばかりだったし、彼のアメリカ転勤も近そうだったので、即答出来ませんでした;;

そしてしばらくして私が出した答えは・・・「困る・・・;;」だったのです^^;

みんな私が悪いのです;;

そのとき、昔、母が私に言った言葉を彼に伝えたのです。
子供の頃、母は私に、「お兄さんが生きていたら、お前なんか産んでないわよ、お父様が今度はきっと男の子だよって言うから、条件をだして、男の子だったら私が育てますけれど、女の子だったらお手伝いさんに育ててもらうからって 約束して貰って産んだのよw」って言われたのだと、これって、今だったら立派に精神的虐待なのですよね。その言葉は私の心にずっと突き刺さっていて、跡継ぎがトラウマに成っていたのでした。

そのせいか、彼は母の事をモンスターと思った様でした。

2000文字になるので、続きはまたです〜w






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2011/02/14 19:49
>>こぶさん
いろいろあったね〜^^;

デビューして初めての編集部主催のバスハイクでこぶさんにお目にかかって
色々教えていただいて、とっても、助かりました♥
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2011/02/14 11:57
うんうん、いろいろ走馬灯のように思い出しますw
ドラマティックだよね~。

漫画はねぇ、ジョシィーちゃんは自分に厳しかったし、
編集にも厳しかったよね^_^; 大好きな作品群あった
ので、今でも惜しいと思ってます。
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2011/02/14 02:46
>>kanmiさん
凄いですね!w
雑誌全部とって置いてたんですか!
よっぽど漫画が好きだったのですね^^;

私は反対に他人の漫画が見れなく成っていた時期があるくらい
漫画がストレスに成っていた事がありました^^;
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2011/02/14 01:27
そうなんですか。
でも、シリーズ化ってすごいですね。わたしの雑誌蔵書の中にあるといいのにな。
10年くらい前まで、買った雑誌は全て蔵書していたのです。

いまは、さすがにそんなスペースはないので、手放していますが。
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2011/02/13 13:08
>>ラクトリオさん
私の心には突き刺さっている言葉なのですが、
等の母は、まるっきり悪気が無く言っている所が、なおさら始末におえないのです^^;

今は身体を壊してしまって、漫画を描く事は出来ないのです^^;
描けても、もうあの厳しい世界に戻りたいとは思わないですねw
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2011/02/13 12:53
>>mizukiさん
昔は漫画家でしたw 身体を壊し、もう漫画は描けません。
今はお茶を教えているだけです^^;
それも、体調不良でままならないときがありますが、
生きている限り何かしなければならない訳で、
生きて行くのは楽ではありません^^;
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2011/02/13 12:23
>>kanmiさん
なかなかねぇ^^ 人生、思い通りには行きませんね;;

今はもう描いていないですし、絶対知らないですよぉ〜w
デビューはしたものの、読み切りのシリーズ化した物はあっても連載もしたことない、漫画家と云うのはおこがましい様な存在でした^^; 
彼がアメリカに帰ってしまってから、アメリカに行く為に、連載はしたくなかったし、読み切りも3ヶ月以上続けないでくれって編集に言う、大馬鹿野郎でした^^;
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2011/02/13 09:16
ク…クポ…お母さんの言葉が心に突き刺さる。。
攻めてしまいそうな、ニャンとも言い難い心境になりました・゚・(ノДヽ)・゚・
ジョシーさんの彼が例えられたのも、少し頷けてしまいました(スミマセヌ;;)

でもジョシーさんが漫画家さんだなんて驚きでした!
夢が叶ったのですかね。これからも素敵な作品を創って下さいクポ(*^∀^*)
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2011/02/13 08:34
おはようございます♪ いろいろ事情があったんですね〜。う〜ん、難しいです。
ジョシィーさんって漫画家さんだったんですね〜。ビックリしました♡
わたしも昔、漫画家になりたいと思ってました。(笑)
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2011/02/13 00:27
本当に、簡単じゃないんだな、と思います。

でも、漫画家になれた、というのがすごいですね。
漫画家さんって、総数はそんなに多くないので、知っているかな。知らないかな。どきどき。です。
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2011/02/12 03:12
>>たむたむさん
こんな時間まで起きていらして、病み上がりなのに大丈夫ですか?
あまりご無理なさらないでねくださいね^^

今考えると、あのとき結婚していたらどうなっていたんだろう?
と思ってしまうこともありますが、後悔しても仕方ないので、前向きに捉えて行きたいとおもいます^^;
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2011/02/12 02:59
そうなのですか…お父様のご病気の看護も大変でしたね。
跡継ぎの問題も深刻なのですね。
ジョシィーさんのお家は名家なのだとお察しします。
心にトラウマを抱えてしまうと、遣る瀬無いですよね。
沢山の問題を抱えて、それでも念願の漫画家さんに成られたのは素晴らしい事だと思います。
凄くたくさんの漫画家の卵の中で雛に孵れるのは、ほんの一握りなのですもの、
ジョシィーさんのデビューは素晴らしいです^^♥
あ、すみません^^;ついつい長くなってしまいました…m(__)m



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