フェアリーテイル ミラージュ ~幻の花~ 8
- カテゴリ:自作小説
- 2011/02/07 23:29:15
ジェシカ「よし・・・そろそろ出発の時間だな?」
ルーシィ「えぇ・・・忘れ物はぁ~ないと!」
ハッピー「あい・・・もう行くの?おいらまだ眠いよ・・・・」
エルザ「仕方あるまい;辛いだろうが頑張ってくれ」
ジェシカ「ところで・・・あの二人は何故あんなにボロボロなんだ?」
ジェシカはグレイとナツの二人を指す
ルーシィ「何時ものことだから気にしないほうがいいわよ」
エルザ「仲が良すぎるのも問題だな」
ハッピー「あい;それは違うと思う」
ナツ「んで?何処に行くんだっけか?」
グレイ「昨日の話聞いてなかったのかよ?遺跡だよこの先の」
ジェシカ「古代人の墓とされてるけど、多分花の場所へ続いてるわ」
ルーシィ「何で花に続いてるって分かるの?」
ジェシカ「歌よ歌!♪~幻の中にある花は砂の中で咲く真実を手に入れたければ 王の古 伝わりに心に従え進め~♪って歌詞でしょ?」
ルーシィ「そうかぁ・・・王の古 伝わりの心に従え進めで古代」
グレイ「あぁ;そういうこと」
ナツ「訳わかんねぇ?」
グレイ「おめぇには一生分からねぇよ」
ナツ「な!?」
ジェシカ「本当にグレイとナツは仲がいいのだな」
ナツ・グレイ「はぁ!?」
ルーシィ「仲いいかしら?」
ジェシカ「あぁ・・喧嘩をするということは本当の気持ちを包み隠さず話すことが出来るからであろう?という事はお互いにお互いが信頼しているということではないか?」
ルーシィ「まぁポジティブに言えばそうかしらねぇ?」
ハッピー「あい」
エルザ「私もそう思うぞ」
グレイ「エルザまで;」
エルザ「何だかんだ言ってお互いのことを考えているしな。私が思うに不器用同士ということだ」
ジェシカ「言えてるな^^」
ナツ「不器用;」
ジェシカ「でも凄く羨ましいぞ!」
ナツ「何でだよ?」
ジェシカ「仲間とか友達とか呼べる人間は私には居ないからな」
ルーシィ「ジェシカ」
ジェシカ「私は他の者とは違うそうな、私からすれば民も女王も同じ人間ではないか?と思うのだが・・・私と遊び話てくれる者は居なかった」
ナツ「何か寂しいなそれ・・・」
ジェシカ「同情なら要らないぞ!なぁに、その分立派な女王になって沢山の民から愛されればいいのさ」
ナツ「でもやっぱ寂しいぜそれ・・・皆から愛されて嬉しいだろ?でもその嬉しいを分かち合ってくれる人はいねぇじゃん」
ジェシカ「分かち合う・・・」
ナツ「よし!決めた!!」
ジェシカ「何だ?」
ナツ「俺がお前の友達になってやるよ^^」
ジェシカ「ナツ!?」
グレイ「お?その案載ったぜ」
ルーシィ「私も」
エルザ「勿論私もだ」
ハッピー「オイラも!」
ナツ「俺たちは今からジェシカの友達だ!だkらどんな時もジェシカの見方だぜ^^」
ジェシカ「しかし・・・迷惑ではないか?」
グレイ「何が迷惑だよ?乗りかかった船だぜ?今更降りられねぇよ。それに一人って言うのは辛いからな・・・」
ルーシィ「私も少しだけだけどジェシカの気持ち分かるし・・・幼い頃は友達居なかったからさ・・・・私も」
エルザ「友というのいかなる時でも心の支えになってくれるものだぞ」
ハッピー「あい!」
ジェシカ「有難う・・・皆」
ナツ「よっしゃ!そうと決まったら早速進もうぜ!!」
全員「おぉ!!」
賑やかに出発する
城
ブブゼ「ふぅ~まったく女王ときたら・・・・友達などと余計な者を作って、分かっていませんなぁ~」
???「無理もありません、彼女はまだまだ幼子ですからねぇ」
ベン「やれやれ」
JP「くっくっくぅ~」
ブブゼ「厄介者はささっと払わなくては」
続く


























