そのニコトモさんは、寒い地方でツア－コンダクタ－（バスガイドの上級版）をされています、昨年、夏、足首にキノコのような異物が生えてきたそうで、病院でその切除手術を受けたのですが、その時の彼女のコメントに女心が如実に出ていると思われます。
２００９／１０の彼女のブログ全文です（表現力が素晴らしい彼女のブログは、私にはとても簡略化できないので全文流用させていただきました。ゴメンナサイ）
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足のキノコ狩りが終了しました。

手術自体はものの３０分もかからず、あっさり順調に終わったんだけどねー。
終了後に看護師さんから言われたの。
「日帰り手術ぐらいでこんな大げさにやるなんて、びっくりしたでしょ」って。
確かにねー。
化粧も落とし、コンタクトは外し、金属も取って、手術着に着替えさせられて、帽子被せられて。
でもそんなのはいいよ。それが必要ならしょうがないもん。
それよりもずっとずっと教えておいて欲しかったことが別にありました。

パンツ丸出しでやるなら事前にそう言っておいてよ！！

足の手術だよ？
てっきり裾の方からまくってやるもんだと思ってたさ。
手術室入って、血圧計とか心電図とか付けた後になって、
「はいじゃあズボンぬがせますねー」　…すっぽん。
こっちの方がよっぽどびっくりな大事件だよ。
そうと教えておいてくれたなら、もうちょっといいパンツ履いてきたのに！

さっき病院から電話もありました。
痛くないですかーって。
うん、手術した場所はまるで痛くない。
痛み止めとかも出してくれてるんだけど、全然病む気配もなし。健康健康。
でもやっぱりちょっとつっぱるような感じがするから、どうしても庇いながら歩いちゃうんだよね。
すると他に負担がかかるしょー。
麻酔の注射より何より、今この股関節が痛い！
でもそれよりも適当なパンツを見られた心の方がもっと痛い！
痛み止めを下さい…。
＊

そうそう、これが生身の乙女心なんですね－！健気で、わたしたちオッサンはただただ
感心しちゃいます、女は強え－ってね！
 
＜ニイハオ！でこぼれる笑顔が！＞
朝の慌ただしい時に、お客様が、わざわざ私たちの駐輪場に自転車を止めに来てくれるわけですから、気持ちよく仕事へ、学校へ行っていただきたいわけです。どうすれば、そうできるか、簡単です「元気な声で、おはようございま－す！」「行ってらっしゃ－い」と言って上げることです、それもお客様１人、１人、漏れなく必ず全員、相手が目を伏せていようがいまいが関係有りません、「元気な挨拶の、『声の元気になる箭（ヤ）』を、相手の心に射（サ）す！」だけでOKです、元気な明るい挨拶、それが基本なのです。

　駐輪場に来てくださるお客様の中で、どのメンバ－も口を利いて貰ったことがない女性のお客様が１人だけおられました。全てのメンバ－が、あらゆる手をつくして、話しかけても一切、御返事がないので、同僚達は「死人」とか、「究極の無愛想娘」などと悪口を言う始末です。そこで、僕は、「じゃ－僕が、この人を笑顔にして、挨拶を返してくれるようにしてやる！」と思いました（失敗しても、誰も「ほら俺達がだめなんだから、新入りさん無理！無理！」と思っているだろ－な！）。
　そして、僕はその人のことを古い先輩達に根ほり葉ほり、解ることを聞きまくったのです。そして、作戦は決まりました。

　さ－問題の彼女が、昨夜止めた自転車を取りにやって来ました、当然入り口に一番近いところにその人の自転車は、移動してあります。（こういう、細かいことまで覚えていなければ、これからの事も起こり得ません、それは、要はやる気の問題なのですね！。）
その人の姿が駐輪場入り口から約３０ｍのところへ見えた瞬間、入り口から中へ走り込み、その人が、その場へ自転車を捕まえにくるまでに、その自転車をラックから引っ張り出して、、自転車をすぐ引き渡せるようにして待ちかまえます、そして、
その人が自転車に手を伸ばした瞬間（ここが勝負です）！！！
僕は明るい声で、声を掛けました「ニイハオ！」、するとお客様は驚いた顔をして、私の目を見て思わず、嬉しそうな顔をして、少しハニカムような声で、
こぼれるような笑顔と一緒に「ニイハオ！」(*^_^*)。

私は、先輩達からその人がどうやらチャイニ－ズ（中国人らしい）との情報を聞き出していました、どうしても、その人の心の壁を破りたいの一心でした。

　ここＴ駐輪場にいる１４名のメンバ－の誰もが出来なかった、「究極の無愛想」な人から挨拶と笑顔を頂く事に成功した瞬間です。
それは、日本人が持つ一番の弱点！『ことばの壁』、その壁を、うち砕いた瞬間だったのです。「言葉の壁をうち砕くと」、それは同時に「心の壁をうち砕ける」のですね！

以上、概略このようにして自分の仕事が面白くなるよう、創意・工夫そして－その２－の冒頭で書いた３原則、これで必ず仕事は面白くなるのです！