✪続 秘密ノート (前)
- カテゴリ:30代以上
- 2011/02/02 21:00:49
うららは頭に生えてきた葉っぱの取扱説明書を読もうかと思ったが、
怖くなったのでやめて寝た。
その夜うららは変な夢を見た、海の中から次々と生まれてくる変な風船。
その変な風船に乗って二人で空を散歩する夢、
遠くなったり近くなったりする波の音。
もうちょっとで触れそうな、ひじ。
もうちょっとで触れそうな、ひざ。
動いたりしゃべったりすると風船がわれて海に落ちるような気がした。
次の朝うららは気分が悪かった。
髪の毛がはねているのがなおらない。
葉っぱがまた伸びで大きくなった。
変な顔 (考え過ぎて眠れなくて顔がむくんでる)。
あああ・・・自分がどんどんブスになる気がした。
学校に行く途中のお店のショーウィンドゥーを覗きながら、
この葉っぱがせめて自分にも見えなければいいんだけどと思った。
その覗きこんだお店にはたくさんの帽子が並んでいた、
うららはフッと思いついた。
葉っぱが隠れるくらいの大きな帽子をかぶればいいんだ。
どうして今まで思いつかなかったんだろう、
そのお店でうららは大きな帽子を買ってかぶって学校に向かった。
行く途中すれ違う同級生からクスクスと笑い声が聞こえた、
「変なの・・・クスクス」「ねぇ今の子見た・・おかしいょネ」。
校舎の入り口でさっちゃんから「どうしたの?そんなのかぶって、
髪の毛でも切るの失敗したの?」、
「うん・・・チョットね」。
「ねえねえ、それより知ってる、昨日ね、
美奈子ちゃん佐野君に好きって言われたんだって !」、
「ほんと?」「うん、だって美奈子ちゃん聞いたんだもん」。
私は一瞬遠い宇宙に投げ出されたかのような気分だった、
立ちすくんでいる私にさっちゃんは「どうしたの?・・あ!! 友達だから言うけどその帽子変ょ」。
うららは失恋なんてあっけないもんだなあ・・と思った、
あなたなんていりませんって言われたみたい。
その時頭の中にうかんだのは・・・・、
宇宙の果てに飛ばされるカプセルに入った美奈子ちゃん。
それから、それから・・・、車にはねられる美奈子ちゃん。
ああ・・・・私って、悪魔のようだわ。
何となく涙が出てきて大きな帽子を瞼の上までギュッとかぶった、
すると葉っぱは帽子をつきやぶって大きく大きくなった。
隠そうとすればするほど負けるもんかとむきになるみたいにますます、
うららの頭の上で勢いよくのび続けます。
目をつむっても、耳をふさいでも、
ざわざわと青いにおいがうららにまとわりついてくる。
これじゃ夢と同じになってしまう ! 、
どうして私だけこんな事になっちゃったんだろう。
うららは泣きながら校舎の階段を駆けあがっていった、
屋上にぽっんといた・・授業をサボってしまった。
こんな悲しい気持ちじゃとても勉強なんて、手につかない。
屋上に来ると空が近いように感じた、
何気に運動場を見るとほかのクラスの体育の授業だった。
あ!! 美奈子ちゃんがいる・・・いいなー美奈子ちゃんは、
可愛いし、優しいし、頭にこんな葉っぱ生えてないし。
いっか好きな人と結婚する時に、
この葉っぱの事うまく説明出来るかうららは心配だった。
もぅ、消えてなくなりたい。
うららが泣くと頭の葉っぱが屋上いっぱいに波のように広がり出した、
そしてもう一人屋上で授業をサボっていた男の子の足元まで葉っぱはとどきました。
がうぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ようやくたどり着いたかい。
うん、きっと現れますよネ。
また違う好きな人が出来ますから。
きっといるよ、うらんちゃんのこと観てくれてる子。
別れるかもしれないじゃーーーん。笑。
急展開とまではいかないかな~~。
(しかも、最後に急展開☆
続きが楽しみだ~♪
読んでミソ !! 。
そぅ・・・、ウレスイね、うららチャンポンメン。
「うららの葉っぱがいい」と言ってくれる人、きっといるよ^^
すごい、いいお話です!
私の初恋と同じように、うららの初恋も破れ去ったのでした~~~。
切なすぎるででしょう。
うららちゃんと一緒に泣いちゃうわ。
あ〜〜でも
葉っぱは 届いたんだ?
後編・・末のみ 違った。
待つのみですね^^;;;;