ぐもさんの日記 | ニコッとタウン

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成ろうとするらしさ

カテゴリ：日記
2011/01/31 00:57:25

矛盾に見えて、矛盾という理にそわぬ話のはずが
それこそが、理＜ことわり＞であると思う事がある。

さてさて、特に面白い話じゃありません。いつものとおりｗ

昨日か一昨日あたりに、NHKで「化粧で大変身する」番組がやってまして
女性の大変身もあれば
男性の女装、女性生活をする男性のメイクなどもあったんです。

おいら、これでちょいちょい考えてる点がございまして
男性が、女装をすると気持ち悪い事は、往々にしてございますがｗ
性同一性障害とオカマとニューハーフに違いがあるという話をすると
何も違わないと思ったり、違ったところで何かあるの？という風に
感じ取られる事があります。

それは、異性対象の恋愛に障害をきたすというだけで言えば全て同じですが
その人々にとっての、生活の基準が異なります。
どのように、自分でありたいのか。

話変わりまして「女子力」なる言葉を、安易に「女性が求める美意識、可愛らしさ」を
強弱で計ることを示していると認識する人が増えています。

そもそも
女子力がなぜ「女性力」「美力」ではないのか。
その上もっと前から「美意識」「美しさ」という言葉は既存し
「オシャレ度」「乙女度」とも違う何かを、どのように表現するかと求められるのは
違うものを意味するからなのですよ。
どう違うか、具現化するに難しいとするから
なるべく言いやすく、伝えたい「意識」が分かっている状態で話す必要があるんです。

重要なのは
言葉の上っ面でも、意味に類似する形状でもなく
「意識」

またまた違う話ですが
人は、自分をどうあろうとするか考えますが
これが必ず「理想」であるとは言い難い。

自分らしさとは何だろうか。
そこに、努力などを排除し、何も勤める事無く既に手にしている己の核と
捉える人もいるかと思います。
が
人は常に呼吸をし、心臓は頼まれることなくとも動くわけです。
誰も何もしないで生きているのではなく
生きているという意識をどのように持つかも関係なく強引に与えられたものがあり
それをどう料理するか
料理のレシピ、それとも道具か、選定か
それが己と取る事も、できなくはない。

ある学者曰く
「勉強」「学習」「教育」これらは「洗脳」の事だと解いています。
しかし
同じ教育を与えた場合、人は同じ認識だけを持って生きるだろうか？否。と
私は解釈します。

洗脳をするという教育方法があるという事は、ある視点から見出せるとは思うけれど
それは、洗脳されたもの、もしくは洗脳に利益があると認識するものがすることで
誰が何の為にどのような結果をもたらすためなのか。
これが前提にある。

しかし、結果が曖昧であろうと
「為」という形なき結果を、何より教育を与えられた一個人が
己を導く目的で行われるものを「洗脳」という言うべきではないのではないか。
親や学校が、生徒を優秀にしたいと思ったとしても
大人だけが思う優秀を作っていたのでは
予期せぬ天才は生まれない事になる。

しかし、親や学校というものにも、ある形を与える「義務」があり
その義務、教育を受ける側にしてみれば「基礎」を持って
かつ
自分じゃなければそこへ進むという選択肢がなかったであろう
「自由」と重き自由についてまわる「責任」を抱いて
己になろうとする事が出来る。

教育の真髄ではないか、しかし、それは答えでも理想でもない。

で、話が戻りましてー（急だな）
女性生活をおくる男性と書いた人がですね
これまた、綺麗な人なんだなぁ。

驚いたのが、女性になりたい男性の傾きではないんですよ。なんていうか
世代や趣向というのは個人差なので、絶対じゃないんだけど
大多数が向く方向性ってあるじゃないですか。
こう、ロリ向きな世の中ですとね、何でも「可愛い」を求めたり
女性とは可愛いもの。というのと、女性の持ってる「可愛い」が欲しいと思うと
女装する男性になる、スカート男子になるなど（←これもそれぞれ違いますよ？）
個人的に納得の出来る、進む方向性というか、歩幅というか
見えてくるわけですが。

この綺麗な人は、女性が求める女性を知っていて
というか
本人も、生活に女性の好むものを取り入れてるというより
自分が好んだ結果がこれなんだ。という
すごく素直でまっすぐな「自分」がある人でね。
目立たない程度に骨格は男。
肌と目が、間違いなく女なんだよ。

女子力がスゴイ。と、その人の身近な女性が言っていて
ああ！分かる！と思いました。
女性の美じゃないの。女性が、女性として自分に求めるものなのだよ。
性のいやらしさでもなく、安直な美や媚びたものなどでもなく
大人じゃないとないものでもなく
子供なだけじゃ知り得ないものでもあって。