椿
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/01/30 14:33:38
雪の朝であったなら
紅の色にも燃え得たものを
風のふくままに
夕闇の林道へと落ちてゆく
青春の初めの日
ぼくが手にふれたものは
まことの姿をもたない
かげろうばかりであったのか
遠ざかれば捨ててしまおう
頼りない絆のように
近づけば指の間からこぼれてゆく
うたびとの嘆きでもないけれど
影も見えなくなった季節
白茶けた川べりに深く頭を垂れる花
雪の朝であったなら
紅の色にも燃え得たものを
風のふくままに
夕闇の林道へと落ちてゆく
青春の初めの日
ぼくが手にふれたものは
まことの姿をもたない
かげろうばかりであったのか
遠ざかれば捨ててしまおう
頼りない絆のように
近づけば指の間からこぼれてゆく
うたびとの嘆きでもないけれど
影も見えなくなった季節
白茶けた川べりに深く頭を垂れる花
高杉晋作さんの都都逸があってつてきなんではりつけていきまつね^^
三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい。」 高杉晋作 博学なろむさんのことですから
多分ご存知かと なんか粋な感じなんで貼り付けていきますね^^
ぼくが手にふれたものは
まことの姿をもたない
かげろうばかりであったのか
なんて切なくて暖かい風でしょうか。
そしてまた・・寂しくもなりました><
ろむさんのお庭の白椿とるるのお庭の赤椿・・
どちらも眺めながらお待ちしていますね・・・(o'∀'o)ゝ
惚れ惚れですよ こんなきれいな文章かけるなんて大尊敬です@@
朽ち果てる前の椿の悲哀さえ感じてしまいますね お花への造詣が深いのでしょうね
またこんな素敵な文章拝読させてくださいね ありがとうございました。m(_)m