ソーシャル・ネットワーク
- カテゴリ:映画
- 2011/01/28 22:22:19
今年2作目の映画館鑑賞。
世界最大のSNSサイト「フェイスブック(FACEBOOK)」の誕生を描いた映画。
創設者であるマーク・ザッカーバーグに対して起こされた2つの訴訟の話し合いの場面が、
過去のフェイスブックが誕生していく過程に差し込まれる構成が巧みで、
その度にどちらかが回想に浸るのは、少しわざとらしい気もしますが、引き込まれます。
とても興味深かったです。
社会性が欠如したコミュニケートできない人間が作ったコミュニケーション・ツール。
ごく最近の出来事ということで関係者に対してどの程度の配慮がなされているのかや、
どの部分がフィクションでどこまでがノンフィクッションなのかはわからないけれど、
映画のマーク・ザッカーバーグには、好感も共感もまったくもてなくて、
鑑賞後感はよくありません。
周知のことだからなのか、フェイスブックが抱える現状の問題には触れていないので、
まるで「フェイスブック」の宣伝映画のようにも思えて、それもちょっと嫌な感じでした。
★★★★【The Social Network】2010アメリカ
>corraサマ 革命運動に使われたり、犯罪に使われたり、裁判の証拠になったり、大活躍ですね~
>のめサマ 映画のザッカーバーグさんは、失ったものの方が大きすぎたように見えました。
>tkgサマ 監督の前回の作品よりいいです。
なんていうか離れた視点というか、突き放しているというか、人間の描き方が、
ああ、フィンチャーの映画だ、と思いました。
デヴィット・フィンチャー監督作品は好きなんですが
ここ最近、僕の期待を外しているので
二の足を踏んでます^^;
ノンフィクションの「フェイスブック若き天才の野望」を読むとfacebookのことがよくわかる。
映画は小説の内容ともちょっと違っていますが、たった2時間でいろんなことを表現するので仕方が無いですが。。。
でもアメリカ人って俺が俺がっていう人は多いですよ。アメリカで奥ゆかしくしていると落ちこぼれちゃうので大変です。つきあうと皆さん面白いけど。。。
完全に、歴史上の出来事になってからのほうがいいかも。
技術でいえば、飛行機のライト兄弟とか、エジソンとか、
「ライトスタッフ」とかね。