祖父の蔵書
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/01/24 18:09:24
タイトルを見れば、重厚な小説類など想像していただけるのではないかと思いますが・・・
戦前から、革ジャンやジーンズを個人輸入して身に着けていたような
ぶっ飛び系ダンディな祖父の好みですから
落ち着いた書斎で、和服に丸メガネで読書するようなイメージではありません。
なにしろ、愛読書は「我が闘争」ですw
個人輸入のついでに、本場のプレイボーイ誌がズラズラ~~ッと揃っておりました。
艶やかな色彩のグラビアを、絵本感覚で眺めていた結果が、この遺憾な体たらくですw
少しは横文字にも興味を示していたならば、明るい将来も約束されたでしょうに
アルファベットの羅列は、意匠の一部としてしか認識されていませんでした。
残念なことですorz
あぁ・・・そういえば、父上の蔵書をこっそり眺めてお育ちになった
少々遺憾な小悪魔(実はデカイ)ちゃんがいらっしゃいましたっけ?
しかしながら、彼女のそれは、インドの崇高な究極の研究書。
メリケンの雑誌ごときと並べては失礼にあたりますね。
もちろん、プレイメイトさんたちのナイスバディと、純和風の微乳も
並べられるものではありませんがw
カテゴリ、小説/詩でしたねぇ・・・・正座にての反省は必要でしょうか?
ええかっこしいの祖父が、少々の憧れを感じたのもわかる気がします。
人を動かす才能というのは、なんとか、その片鱗でも盗みたいと思ったでしょうからw
あの年代の人の蔵書って、本当に素晴らしいよねぇ。
どんだけ冒険心に富んだ自由な心を持って
どんだけ進取の意気に燃えていたんだろうかと
古びた本の山に、不思議なファンタジーを感じてワクワクしましたよね^^
チョビ髭でヒステリックなプロパガンダの天才である小男
に大爆笑してましたwww
いや、でも彼はその才能の活かし方を大きく間違ったと言うか
かなり捻じ曲がってしまったけれど、常軌を逸した天才だったのだろうとは思います。
時代も手伝ったんだろうなぁ。 あのタイミングで、だもの。
この日記を読んで、アタシのお爺様(母方)も物凄い本の量を持っていた人だったんだけど
夏休みに遊びに行く度に埃のかぶった色んな本を紐解いていたのを思い出しました。
それは寂しいですねぇ・・・・
二つ上の世代っていうのは、本当に空気が違う世界を生きた人たちですから
一緒に過ごすと、面白いことだらけなんです。
蔵書も発想も、突拍子もない行動も、ファンタスティックな思い出です^^
>黒猫手毬さん
あぁぁ・・・残念、実家が引っ越すときに処分したようです。
かなりの年数分、欠番無しで揃ってましたから
意外に高値だったかもしれませんw
>鯖ちゃん
ダンディーは、若輩者にはまだ早いですw
昔は蔵書印なんていうお洒落なものも、よく見かけましたよね^^
祖父は若い頃、なかなか冒険的な生き方をしていたため
よく引っ越しをしていたらしく、その度に「本屋の引っ越しのようだ」と近隣を驚かせていたようです。
蔵書のジャンルも多岐にわたり、もちろん小説の類も様々ありましたが
当時ではまだ珍しかったビジネス書なども、翻訳が無いので原書でたくさん持っていましたね。
彼の還暦の日に生まれた運命を、とてもありがたく思っています。(生かせてませんがw)
>みっきーーさん
ハイカラさんという表現は、確かに当たっています。
だって、赤いマフラーしてハーレー乗り回してたんですよ?w
それで、犬に追いかけられて、お尻噛まれるなんて
ハイカラ以外のなにものでもないw
さすが僧職、そうきましたかw
やはり仏教的領域から、そのような方面への興味を育まれたわけですね^^
本当にね、人生を楽しむことにお金を惜しまない人でしたw
でも、無駄に捨てるような使い方とは、ほんの少しですが一線を画していたような気がします。
事業に失敗した時は、私財を全て投げ打って、従業員の生活を支えようとしました。
祖母が、わずがばかりの株券などを迅速に隠してしまわなければ
本当に、その時に一銭残らず使っていたでしょうねw
>朱華さん
いけない研究書を、こっそり熟読する幼い横顔が目に浮かんで、萌えでございます❤
祖父はね、基本的には極めてリベラルな平和主義者だったんですが
なぜか、あのチョビ髭でヒステリックなプロパガンダの天才である小男のファンだったようです。
闘っていたといえば、晩年倒れてから、医療的な見地で好きなことを制限されたことに対してでしょうか?
危ないくらいのチェーンスモーカーで、葉巻なども愛飲していたのに
基本は禁煙、ダメでも本数制限という、理不尽な制限を受けたわけですから
ゆっくりしか動けなくなったその体で、何度となく嗜好品奪還の闘争のための逃走を繰り返していました。
今思うと、好きにさせてあげれば良かったと・・・
その反省がありながら、父の時も延命を重視して、多くの楽しみを奪ってしまったような気がします。
本当に、今更ながらの、反省の日々です。
祖父の蔵書」も~~タイトルだけで、胸を打たれました。
戦争で亡くなったのか? 物ごころついた時から、おじいちゃんと呼べる人は、
一人も生き残っていませんでした。w
その当時に個人輸入とは!
はいからさんですね^^;
ジャンルはなんであろうと、量がありそうで。
うちの両親は読書家の方のはずなんだけど、本は持ってない。
なにせ母上が「本は図書館」ってポリシーの人だったから。
↓や魔女さんのような体験は出来なかったので、今回は正座の監視役に徹しさせていただこうかとw
ちなみにですね、崇高な究極の研究書は、
究極なだけあって、女性が少しも魅力的でも蠱惑的でもないので
その点ではプレーメイトの圧勝です。
ただ、身体の柔らかさでは、インド女子には敵いません。
その体勢はムリだろう、といくら子供でも呆れたモノでした。
あ、スイマセン一緒に正座します。\(;゚∇゚)/
さらにグラビアまで。
ハイカラですね~w流石ですwww
ある程度の年齢になると、そういった物が自然と気になるものですよ。
それこそグラビアから曼荼羅房中図までwww