見終わりました

なんか、大きい事件も無く、たんたんと灰羽さんたちの毎日がすすんでいくんですが

その中で仲間が消えたり、心の葛藤が丁寧に描かれているなぁと思いました


主人公、繭からうまれたラッカかと思いきや、レキさんだったんですねぇ

ラッカから見た灰羽や町の人たちが主人公ともいえるかもしれない


灰羽ってなんなのか、どうして生まれてくるのか、そしてどこに行くのか

そういった根本的な疑問は答えがないままでした


でも、何かしら答えがでたり、心が満たされたり？すると旅立つ？ような感じです

天使のような格好をしているのですが、なんか見ているうちに自殺した魂なのか

不慮の事故なのかなんなのかわからないけど、どうもそんな感じな人たちの

ようにも見えてきて・・・・・そう考えるとほのぼのしているけどなんかそれが

かえって意味のあるものに見えてきたり


あ、そうしたら子供もいるのにその理由だと悲しい感じにしかならないぞ；

いちおう分別ある年齢の方が旅立つようですが子供はどんな扱いなのでしょう？

目覚める前の夢だけ覚えていて、名前や過去はすっかり忘れて、羽が生えて

頭にわっかものせて・・・・みんなもっと不安になってもいいんじゃないかなぁ

そんなに順応力あってすごいぞ！


似たような環境の人ばかりで、そういうものだと教えられて、衣食住あれば

意外にそういうものなのかも知れない？


作品は静かだけど好きでした

レキの気持ちを考えると涙がでそうだけれども、最後に救われて、ハッピーエンドで

終わってよかったです