『DUNE / 砂の惑星 』
- カテゴリ:30代以上
- 2011/01/21 10:12:34
別にどうってことないんですが、
昔々、
偉~~ぃ大先生がいらっしゃいまして、
その偉~~ぃ御方が、『オランダ建築』を日本に紹介して下さいまして、、
あまりにも偉~~ぃ大先生のご紹介なので、
それを逸脱するものは90年以上も黙殺されるという、お寒い現実がありまして。。
で、
今、東大で、こっそり(?)オランダ建築を研究してる連中が、酒の席で
「 『デューン / 砂の惑星 』は、オランダ文学だ! 」
と曰うので、久しぶりに観てみました。
えっと、
「風の谷のナウシカ」が、この『デューン』の断片的なパロディー(簡単に言えば、パクリ)
ってことは有名ですが、それを無知な宮崎信者に言うと、刺されます。。><。。
閑話休題。。^^;
私の理解では、原作者フランク・ハーバートはアメリカ人ながら、
億劫なまでの緻密な感情描写からフランス文学の影響下にあると思っていましたが、
オランダ研究の第一人者が、「オランダ文学」と断言するんですから、そうなんでしょう。。^^
ついでなんで、
デイヴィッド・リンチ監督の映画版と、アラン・スミシー監督のテレビ版を、
見比べてみるとデイヴィッド・リンチって、凄い!@@!
セットとか衣装、俳優のギャラといった制作費自体の物量は別として、
あそこまでの壮大なスケールの映像化となると、各勢力のバックグランドや、
名もない人の動き、架空技術の相関関係などに説得力があるか否かという世界観を、
製作者が、どれだけ深くイメージしているかが、作品の良し悪しの決め手になってきます。
正しい考証が出来る人に依頼して、それを理解し、統一した作品に仕上げたデイヴィッド・リンチは、
なかなかいい監督なのかも知れません。
なかでも感動したのは、適役、皇帝家の宮殿様式が、ドイツ表現主義で統一されていることです。
ドイツ表現主義とは、
20世紀初頭、盛んに提唱されたものの、実際には作品の少ない、言わば幻の様式です。
数少ない作品も、理念が先行した過去の前衛という領域にカテゴライズされています。
その前衛様式を、数千年続く皇帝家宮殿を飾る伝統的建築様式に昇華させているのには、感動します。
・・・。
別に、どうってことないんですが、
ちょっと感動したんで。。^^;
ついでに々々、、
テレビ版では、ご多聞に漏れず、
日本の鎧兜が、悪役警備兵のコスチュームに使われています。
欧米でのジャポニズムは、異質なものの代名詞ですからね。。(≧ω≦)b
も一つ、ついでに、、
テレビ版では、男爵家の建築様式を、ロシア構成主義で試みていますが、
寄せ集めで、コラージュの域を出ず、陳腐で哀れです。
努力もせず、なんちゃって直感に頼る、いい加減なデザイナーを起用した結果でしょうね。。(✿◕‿◕✿)。。
では、また。。
ドイツ表現主義の一例 ベルリン大劇場(ハンス・ペルツィヒ)
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/60/Berlin_Grosses_Schauspielhaus_Poelzig_Foyer.jpg
エレファントマンって、あまり覚えていないです。
頭巾を取られて素顔を晒すという、センセーショナルなCMしか観ていないかもしれません。
あれも、デビット・リンチだったのですね。
デューンで凛々しい青年だったカイル・マクラクランも歳を重ね、役柄を広げた結果、神秘性が薄れ、
もう、デューンのモアディブ役は無理のような気がします。
でも、
あの役者陣で、あのセットで、続編を観てみたいです。
ここに書かせて貰っちゃいます。
デビット・リンチ監督って、デビット・リンチの世界構築が好きな人でないと
評価して貰えない監督な気がします。
大作を作ると失敗するのではなく、お金をかけようが、かけまいが、評価する
人の数(マーケット数)は、固定値で、見る人が多くなればなるほど、
評価する人の固定値が変わらない分、不評層が積まれていき、最終的に
「駄作」「失敗作」のレッテルを貼られちゃう可哀想な監督なのではと
思ったりします。
個人的には「エレファントマン」とかも、内容の衝撃性やヒューマンドラマ
部分とかは、個人的にはどうでもよくて、あの時代をデビット・リンチらしく
歪ませていながらも芯が太い感じの世界構築がスキだったりします。
デューンは、そういう意味で個人的には世界がツボにはまった映画でした。
んっと~~。。
『デューン』と『ナウシカ』でいうと、虫と社会との関係かなぁ~~
彼って他に、
川勝平太さんの『文明の海洋史観』とか、
網野善彦さんの『無縁・公界・楽――日本中世の自由と平和』あたりから
テーマを拝借して、作品を作ってるよ。
彼の能力は、
オリジナルを有効に時流に向けて加工するってとこだと、僕は理解しています。
これって悪いことではないし、
先駆者が確立させた価値観をアナウンスしていても、評価は下がらないと思います。。^^
もう少し噛み砕いてわかるように教えてくれたらうれしい^^
ん~~ン。。
素朴な感想なので、気にしないで下さい。。^^;
難しすぎて、コメントできませぬ。。。
別に、どぅ~~ってこと、ないんですけどね。。
ちょっとした、呟きです。。^^;
^^;
かなぁ~~って、思った。。
邦題の『砂の惑星』も、大ヒットした『猿の惑星』から頂いたものでしょうから、
当たらずとも遠からずって、ことですね。。^^
間違えてる私!!!!
「砂だなぁー・・・・」
これまたかん違いでした(>_<)
失礼しました!!!!!!
消しちゃえー!!!ポチっとな
うんうん。。^^
僕は、まだ、ツインピークス観てないんですけど、改めて観たくなっちゃいました。。(@^0^@)。。
『ナウシカ』って、『デューン』との対比で観ちゃったから、
「ふぅ~~ん」って感じでした。。^^;
アニメとしては、頑張ってるんでしょうね。。
別段、引っ掛かる所もなかったし。。
ただ、
基本コンセプト(?)の“表面的な社会悪が、実は調和した循環型世界の重要な構成要素”ってのが、
デューンからの拝借の域を出ていないのは、おしいですよね。。
彼(宮崎氏)は、その後も、このテーマで、創作してますが、微妙かな~~^^;
毎日瞑想していることしか知りませんが大好きな監督ですww
タイトルだけ覚えてるけど内容はぜんぜんおぼえてない
「風の谷のナウシカ」は映像だから記憶に残りやすいのかな?これはけっこうおぼえてる
『デューン』のパロディー?
元がわからないからパクリもなんもわからない^^;
ナウシカは俺は好きだけど
々々さんは?