四方山歴史&歴史小説談義 北関東編^^
- カテゴリ:30代以上
- 2011/01/16 07:38:51
『群馬県の沼田と言って浮かぶ歴史上の人物は?』
『真田昌幸っスね 出身地ではないスけど』
『おおっ さすが国防くん よく知ってるね~(マジ感心)』
『あれっスよね 池波正太郎っスよね?』
『うんうん^^ あれはね~面白いんだけど長いね どうも』
『池波先生は短めのやつの方が面白いスよね
あ でも池波先生の書く女性が艶っぽくて好きスけどねw』
『あぁ くのいちとかねw 忍者シリーズはエンタメだからさw』
『そうスね 史実ばかり書いてても面白くないスもんね』
『藤沢周平なんか女子もみんな真面目でさ~艶が少なめw』
『男たる者 そっちも大事っスからねww』
けしてそっち方面の話をしたかったわけではないのですよ
沼田市の関係者の方が読まれていたらごめんなさいです^^
江戸時代の名君(上杉鷹山とか松平不昧公とか)やら
戦国時代の有名武将(武田信玄とか毛利元就とか)やらが
その県や地域の『印象』を代表することが多いですよね
その地に住まう人々にとって嬉しいか嬉しくないかは別にして
『大河』なんかで知名度&好感度UPてなこともありますから☆
単にそんなお話でございました♪
ジオさんは藤沢周平の作品ってあんまり読んでないんじゃないですか?
藤沢周平先生の作品にエンタメがないなんてとんでもない。
面白い名作がたくさんありますよ。
なかでも私が好きなのは『用心棒日月抄』シリーズで、この作品の後に続編が
『孤剣』『刺客』『凶刃』と3冊あります。
主人公は許婚の父を斬ってしまい江戸に逃げてくるのだけれど、隠れて生活しているうちに蓄えが底をついてしまってやむなく口入屋から用心棒の仕事を請け負うんだけど、大店の娘のお稽古ごとの送り迎えだとか
裕福な店の主人の妾の飼い犬の護衛だとか変な仕事ばっかりなの。そのうち国元からの刺客が来て襲われたり、知らずに赤穂浪士達とお近づきになったりして・・・あ、これ以上はネタバレになるから言えません。
とにかく面白くて、私は4冊いっきに読みました。
それとお薦めしたいのは『消えた女 彫師伊之助捕物覚え』シリーズ
主人公の伊之助はもと腕利きの岡っ引きなんだけど、女房が男と逃げて心中したという暗い過去を背負って
るんだけど、ある日岡っ引き時代に世話になった人がたずねてきて、伊之助に「失踪した娘をさがしてほしい」と頼んでくるの。で、伊之助がその娘さんの行方を捜していくなかでどんどん江戸という町にはびこる
腐った部分をまにあたりにしていきます。ミステリーだから詳しくはかけないけど、この作品はいわば『お江戸版ハードボイルド』ってところですか。とにかくカッコイイ!主人公の設定も外国のハードボイルドものみたいでしょ?これも続編が『漆黒の霧の中で』『囁く河』と続きます。
他にもたくさんお薦めしたい作品があるんだけど、全部書ききれないので続きはチャットでね♪
多少の悪評は仕方がないにしても 仙台市民そこまで『正宗ラブ』なんですねw
そう言えば仙台の観光スタッフに『武将隊』なるものがあるそうで
戦国武将のコスプレ(?)で各種イベントに出張るのだとかで なかなかの人気だそうです☆
女性を植物に例えた場合 華やかな感じのする女性は『果実の美味しそうな樹』を想わせ
地味目だけど芯のしっかりした女性は『宿根草』のような力強さを感じますね
いつもながらサビ猫さんの鋭いご指摘には感心しきりです☆
こと女性に関しては やはりまだまだ『修行』が必要でしょうか?w
私の静岡出身の友人の会社が本社が仙台だったのでそこに栄転になり、しばらく仙台に住んでいたのですが、仙台の人たちは伊達政宗のことを悪く言うと誰もが本気で怒るそうな。
んで、「血筋をたどると遠いところで伊達政宗と血縁関係がある」と主張する人がものすごく多いらしい。
池波正太郎先生の小説の女性は艶っぽいですが、強くて生命力に溢れた女性が多く
藤沢周平先生の小説の女性は控えめだけれど芯が強く、植物を思わせるような静かな力強さがあり
その艶っぽさは池波正太郎先生のあけっぴろげなおおらかな色気と違って
秘めていたものがふとこぼれてしまった、真面目な女性が一瞬だけ恋する女の顔になる
ちゃんとその人をみつめていないと見逃してしまう一瞬の艶なのです。
この藤沢周平の情緒溢れる女性の艶がわからないようじゃ、国防くんもジオさんも男としてまだまだです。
そんなだから2人ともマンネンお一人様なんでないの?