Nicotto Town


シン・ドラマ汁


ドラマ【任侠ヘルパースペシャル】

任侠ヘルパー スペシャル
フジテレビ 1/9(日) 夜9時~
【あらすじ】彦一は足を洗い、寂れた商店街のゲームセンターを借り受け、阿漕な商売をしながらも、毎日のように涼太と施設のを見舞っていた。ゲームセンターの大家は隣で中華料理屋を開いている米長という老人で、後を継ぐと言い出した息子のために隣のゲームセンターを買い取ったのに、息子が早々に他界したため、彦一に無料で貸していたのだ。そこに元ヤクザの樽川が、ショッピングセンター建設のため立ち退きを要求してくる。一方老人ホームのタイヨウはようやく業務再開に漕ぎ着け、スタッフや入居者を募集し始めたが、なかなかうまく集まらず、独居老人の孤独死を防ぐ活動をしているNPOに所属するさなえという女性に助力を請うことになる。

【感想】やっと見れました。連ドラの当時から見てました。最初は怖いもの見たさで見てただけだったのに、草彅のリアルな演技や、老人たちの老練な演技、魂の叫びのようなセリフ回しに、ここぞという時に入る「オーマイソー」のBGMなどに惹かれ、かなり熱中しながら見た記憶があります。今時ヤクザなどという扱い方が難しいテーマと、介護というこれまた難しいテーマと、まったく相容れないような水と油のテーマを2つ持ちながら、うまく融合させ見応えのあるストーリーにしていたのは素晴らしかったと思います。ただ当時草彅が不祥事を起こした直後、復帰した時のドラマだったため、なんだかんださんざん言われたり叩かれたりしたんですよね。正直このドラマはもっと評価されてもいいと思うんだけどなぁ。今回のスペシャルでは、彦一は本編よりもっと苦境に立たされます。足を洗ったのに知り合いの大家が地上げ騒動にに巻き込まれたり、それこそ老人から金を巻き上げるような阿漕な商売をしているヤクザがいたり、彼はなかなかヤクザの世界から完全に離れることができません。その上、難病に侵された愛する人は、小さな子供を残して死んでしまいました。いくらスペシャルだからってこれはないと思うのね。ヤクザな世界から離れられないのはともかく、晶を殺してしまったのはさすがに可哀相。特に残された子供が。もう号泣きでしたよ。涼太は名前の通りこのドラマの唯一の清涼感で、ボンボン育ちなのに彦一に憧れ、彦一をアニキと呼び、やることなすこと逐一真似をします。最後にはいつもやられていた口つかみも避ける技を覚えました。彼はこれからどうなるんでしょう…。お金はあるけど、心のよりどころは彦一しかいなかったでしょうに。でも彦一も自分が涼太の養父や後見人になるには相応しくない人物であることをよく知っているのでしょうね。だからどこともなく去ってしまった。まぁヤクザに追われてるってのもあるでしょうけど。なんだか近来になく悲しくやりきれない終わり方でした。もうちょっと時間がたって、涼太が大きくなってからの話を、次は見てみたいですね。しかし、1年半前とはいえ、このドラマってかなり豪華なレギュラー陣だったんすね…。黒木メイサに仲りいさって、去年もっとも活躍した若手女優の2人じゃないですか。あと今回こっそりミムラが出てましたね。あの人って言われなきゃわかんないほど、毎回感じが全然違うカメレオン女優ですねぇ。それとびっくりしたんですけど、連ドラの頃からのこのドラマのメイン脚本家(っていうか1人しかいませんが)の古家さんていう方、外交官黒田でもメイン担当なんすね! なんかちょっと黒田に期待が持ててキタ――(゚∀゚)――!!(織田だけに)




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