フェアリーテイル ~異世界の恋物語~ 10
- カテゴリ:自作小説
- 2011/01/13 21:48:50
「オカリナと剣」
グレイ「ここは・・・?」
ユアン「グレイ!?」
グレイ「ユアン!!俺・・そうか、負けたんだな・・俺」
ユアン「ううん、いいの・・」
グレイ「良くねぇよ!!勝たなきゃならなかったのに」
ユアン「ううん・・・」
グレイ「何でだよ・・そんなに俺が信じられぇぐげぇ!?」
オババ「話を聞かないか」
グレイ「お、オババ!?」
オババ「なんじゃ、その死人を見る目は」
グレイ「え?だって」
ユアン「ごめん、オババイベントまだ終わったなかったの」
グレイ「えぇ?」
ユアン「頭に血がのぼってついやっちゃった」
グレイ「ついじゃねぇ!!!」
オババ「まったくじゃ!後少しで無駄な命が散るトコじゃったわい」
グレイ「マジかよ;」
オババ「そういえば・・昔同じことして20人位ころしたかのう」
グレイ「え・・・」
オババ「嘘じゃ」
グレイ(ばばぁ~・・・)
オババ「誰がばばぁじゃ!!」
グレイ「な・・」
ユアン「まぁまぁ・・・とりあえずイベントの続き行こう」
オババ「勇者には勇者の戦い方がある!」
グレイ「勇者の戦い方?」
オババ「そうじゃ・・勇者=剣とむかしから相場がきまっておるだろ?」
グレイ「その流れだと俺の剣があるんだな?」
オババ「そうじゃ、この町の直ぐ傍の山の中にある」
グレイ「よーしそれをさっさと取ってきてタンバリンを倒す!!」
オババ「まてぇーい!」
グレイ「んだよ?」
オババ「簡単に手に入ると思っとんのかい?」
グレイ「いや」
オババ「ならばよし」
グレイ「いいのかよ;変なばぁさんだなぁ」
オババ「お主には言われたくないわ」
グレイ「まぁいいか・・行くぜ!!ユアン」
ユアン「え?う、うん!」
二人は掛けていく
メイリン「・・・勇者様」
シャロン「何してるんだ?メイリン」
メイリン「勇者様が本当に現れたは!兄様」
シャロン「まだ言ってるのか?」
メイリン「本当よ!」
シャロン「勇者なんて・・そんなの伝説に」
タンバリン「そう・・伝説さぁ」
シャロン「タンバリン!?」
タンバリン「ふっほほほほ・・ねぇ~君・・・伝説を伝説にする手伝いをしてくれないかしら?」
シャロン「・・・・・・」
=山=
グレイ「どこだぁ~!!」
ユアン「なんでそんなに元気なの;
グレイ「あの野郎がむかついてたまらねぇ!!早く探して倒す!」
ユアン「まっすぐね;」
グレイ「まぁな・・あ・・なんだアレ?」
ユアン「え?宝箱じゃない?」
グレイ「宝箱?あ・・・アレか・・じゃぁ中には剣が・・」
グレイは開ける
グレイ「おぉ!!剣?」
中に入っていたのはオカリナだった。
グレイ「何コレ」
ユアン「剣よ・・・」
グレイ「え?コレが?」
ユアン「えぇ・・・名剣オカリナ!」
グレイ「ってか・・ただのオカリナだよな;」
ユアン「吹く音色によってその姿を変えるのよ!」
グレイ「えぇ~・・・」
ユアン「さぁ次は音色を探しにいくわ」
グレイ「音色!?」
ユアン「えぇ、タンバリンの攻撃を防ぐ音色をね」
グレイ「あぁ・・・そう?」
タンバリン「その必要はない!」
グレイ「あ・・野郎!」
ユアン「・・・な!?」
グレイ「それに・・・シャロン!?」
シャロン「・・・勇者・・・」
次回
グレイ「音色 『守』」


























