フェアリーテイル 百年の恋 14
- カテゴリ:自作小説
- 2011/01/13 20:17:03
「心の声」
ナツ「はぁはぁ・・・・ったく・・コイツやりやがる!!!」
エルザ「気を抜くなナツ」
ナツ「分かってるって!!!」
リーチェ「人間の分際でこの童にたてつくとは・・・愚かな・・・争いしか知らないものは消え去れ!!」
エルザ「来るぞ!!」
ナツ「おう!!!」
激しい戦いが続く・・・そして数分後
ナツ「火竜の・・・ほうこ!!!!!!!!」
口からめいいっぱいの火を吐き出す。
リーチェ「くっ・・・・」
リーチェはそのままルーシィのほうへ突っ込む。
ルーシィ「きゃ!?」
ハッピー「ルーシィ!?」
エルザ「ルーシィ!!大丈夫か?」
ルーシィ「・・・う・・うん・・・・」
エルザは倒れたルーシィの手を取る。
ナツ「やったのか?」
エルザ「あぁ・・・・どうやらそうらしいな・・・・・・」
ルーシィ「やったね・・・コレで仕事は終わりよ」
ナツ「うっしゃ!!なんか分からねぇけど終わりだーー!!」
ハッピー「終わりだーー!!」
エルザ「あぁ・・・・」
ルーシィ「早く・・・帰りましょう・・・・・・」
ナツ「だな^^」
ナツたちはギルドに向かう
=グレイ=
グレイ「くっそ・・・・リーチェ・・・。どうして城の何処にもいねぇんだ!!!なんで・・・・・・・・昼間だからか?」
グレイはあっちこっち探し始めた。
グレイ「くっ・・・落ち着け・・・・・落ち着くんだ・・・考えろ!!考えるんだ・・・・・・リーチェ・・・・・・・」
グレイはそっと瞳を閉じる。そこには暗闇があった。暫くすると暗闇に一点の光が降り注ぐ。その光の中心にリーチェの姿があった。
グレイはその光に手を伸ばそうとしたとき・・・
グレイ「は!?」
グレイの前にルーシィが通った。
グレイはそれと同時に目を開ける。
グレイ「ルーシィ?・・・・・・・・・・なんで・・・・ギルド・・・今ギルドに居るのか?リーチェ・・・・・」
グレイはしばし空中を見つめていた。
グレイ「行くか・・・ギルドに・・・」
グレイはギルドに向かう。
=ナツ=
ナツ「ただー」
ハッピー「ただー!!」
ミラ「お帰りなさーい^^」
リサーナ「お帰り^^」
ナツ「おう!!」
エルザ「今帰った」
ミラ「お仕事お疲れ様^^あれ?ルーシィは??」
ナツ「ルーシィならそこに居るだろ?」
ハッピー「あれ?ルーシィが居ないよ??」
エルザ「先ほどまでいたはずだが・・・・」
ハッピー「どうしちゃったんだろ??」
ミラ「あらあら・・・グレイも最近見ないのよねぇ~」
ナツ「あいつはいいだろ?居てもうるさいだけだし」
グレイ「誰がうるさいんだ!!」
リサーナ「グレイ!」
ナツ「居たのかよ・・・」
エルザ「グレイ!どうした?何か慌てているようだが・・・」
グレイ「ルーシィは?」
ハッピー「さっきまで居たのに居なくなっちゃった」
グレイ「居なく・・なった!?」
ルーシィ「私は居るわ・・・・ココに・・・・・」
ハッピー「ルーシィ!!」
グレイ「ルーシィ・・・?」
ルーシィ「どうしたの?グレイ・・・私の顔そんなに見て・・・何か付いてるかしら?」
グレイ「・・・・・・・・いや・・」
ルーシィ「そう・・・ねぇ・・・グレイ」
ルーシィはグレイに手を伸ばす。二人はいい感じに見えた。
ハッピー「おぉ!!でぅえきぃてぇぅるぅ~」
ナツ「マジか!?」
エルザ「む!?」
ルーシィ「ねぇ・・・グレイ」
グレイはルーシィの腕を払う。
全員「!?」
グレイ「逆だ・・・」
ルーシィ「何が?」
ルーシィは怖い顔になる。
グレイ「逆なんだ」
ルーシィ「意味分からないわ・・グレイ」
グレイ「付いてないんだよ・・・・いつものルーシィの笑顔が・・・・お前・・・ルーシィじゃないいよな?」
全員「!?」
ルーシィ「そうよ・・誰だか・・・・・分かるよね・・・グレイ」
グレイ「リーチェ」
ルーシィ「そう、リーチェよ」
ナツ「おい!!どういうことだよ!!!」
ルーシィ「生身の体が欲しかったの・・・・どうしても」
グレイ「・・・・」
エルザ「生身に体だと・・・」
ルーシィ「えぇ・・・グレイ・・私もう一人は嫌なの・・・・一緒に居てくれるよね?」
グレイ「違う・・・」
ルーシィ「?」
グレイ「お前はリーチェじゃない・・・悪霊だ!!」
ルーシィ「そうよ・・・だったら?でもね私はリーチェから生まれた悪霊よ・・・リーチェ本人って言っても過言じゃないわ」
グレイ「お前は本人じゃない・・・俺には聞こえてる・・・リーチェの・・・・・・・・”心の声”が!!!!」
ルーシィ「!?」
続く
次回
リーチェ「黙れ!!」
ナツ「うぉぉぉぉぉおおx」
ルーシィ「何!?何!?!!」
グレイ「悪霊」


























