Nicotto Town



猫と会う

今朝、駅に向かう途中でかわいい黒猫の子猫と遭遇。

日当たりのいい道でコロンコロンところがって遊んでいる。
ものすごーくかわいい。


どこの猫かな。
このお宅の子かな。


あまりのかわいさに、ついつい手を伸ばしナデナデ。


すると、子猫、とっても喜んでゴロゴロいいながらお腹を向ける。
もっとなでて~なでて~、とでもいうかのようにニャ~ンと甘えた声を出す。


か、かわいい!!
ついついしゃがみこんで触りまくり。
子猫も喜んでワタクシの手にじゃれまくり。


あ、いかん、時間が!!

ワタクシ、もっと子猫と遊んでいたかったのだが予定の時間に間に合わなくなりそうなので、名残惜しいが切り上げて

「じゃあね。」

と子猫に別れを告げ歩き始めると…。


なんと、にゃんこが着いてくる。


だめだよー着いてきちゃー。
って声をかけるワタクシ。

もっと遊ぼうよ~。
ってついてくる子猫。


ま、まずい。
このままでは子猫を誘拐することになってしまう。


だめだよー着いてきちゃー。
って何度も猫に話しかけていると、通りがかりの人たちが

「あらら、かわいいわねえ。」

「なついてるのねえ。」

などと声をかけていく。

ち、ちがうんです~。
うちの子じゃないんです~。


何度も「だめだよー着いてきちゃー。」
と話しかけているうちに、ワタクシの声が聞こえたらしくその近所のお宅の玄関が開きご婦人が血相を変えて出てきた。

「黒ちゃん!黒ちゃん!」

猫に向かって声をかける。


あ、よかった。
あのおうちの猫なのね。
これで安心。


ところが、猫はワタクシから離れない。
あそぼーよー。
と、じゃれまくり。


「黒ちゃん、おいでおいでおいで~!!!」
叫ぶご婦人。


しばしワタクシとご婦人を見比べていた猫、やっとご婦人のもとに走り出した。



ああああああ、よかったああああああ。


すみません!!
って声をかけて、ワタクシは駅に向かった。



もうちょっと大きくなったらうちに遊びに着てね、にゃんこ。






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