✪彼女 (後)
- カテゴリ:30代以上
- 2011/01/06 21:46:43
「ねぇ、あの時約束覚えてる」、
「当たり前じゃないかどうして約束の場所に来てくれなかったんだょ」。
それは彼女からの電話で、待ち合わせの事だった。
いつだって濃いコーヒーが飲みたくなる、特に今夜は・・・・。
墨蹟を思わせる高貴な黒が私の目の前に広がる、
古き花街の品格を漂わせている角部屋に私と彼女の二人きりだ。
古色蒼然とした空気が漂う黒き部屋、
一歩踏み込めば時が止まったかのような錯覚さえ覚える。
和蝋燭は灯すと黒煙が昇り、壁や天井を染め上げている。
壁飾り棚に青貝の螺鈿で、
七宝繋、華唐草などの吉祥模様が描かれている。
龍目の形をした襖の引き手は七宝焼で飾られている、
その奥のベッドに彼女は横たわっていた。
私はベッドの横に座り手を握って「ごめん」と謝った、
「無茶苦茶に・・・・して欲しい・・・・・」。
お互いに何もかも解り合っていたはずなのに、
私は彼女にそっと口付けした。
柔らかな唇が微かに震えていた、それは久しぶりのぎこちないキスだった。
恐る恐る差し出した舌先を、彼女は優しく迎え入れいくれた。
彼女の舌は、甘い味がした。
外は雨が降り出したのか、秘めやな雨音が二人を包んでいた。
乱暴に扱えば折れてしまいそうな彼女の体、
ブラウスがはだけて白いブラジャーが覗いている。
私はもう自分を抑える事が出来なくなっていた、
邪魔なブラジャーをたくし上げ露わになった膨らみにむしゃぶりついた。
彼女が小さく呻いた、
それが痛みによるものなのか快感によるものかその時私は解らなかった。
私は彼女の胸を責め立てた、可憐な乳首を舐り、吸い上げ、歯を立てる。
その白い肌に後が残るのではないかと言うくらい、彼女の乳房を鷲掴んだ。
「あっ・・・うっ・・・・」彼女の体が反応した、口に含んだ乳房が硬くなっている。
私はスカートをめくり閉じ合わされた太股をゆっくりと開いた、
そして彼女のその部分に触れた。
腿の冷たさとは対象的にその部分はかなり熱っかった、
布の隙間から指先をすべり込ませた・・・濡れていた・・。
「あっ・・・・・」跳ねるように彼女が身をよじる、
下着をすべてぬがして私は彼女のそこに優しくキスをした。
彼女の中から溢れ出てくるものを、すくい、なめあげ、すすった。
それは後から後からとどめなく湧き出してくる、
ぴちゃぴちゃと湿った音が響いている。
時折、こらえきれないといった風に洩らす喘ぎと、
切なげに身を捩る様子で彼女も私同様激しい欲情の中にいた。
身につけた知性も気品もこの狂気の前にはすべて消し飛んでしまう、
どんなに優等生ぶっても自慰の欲求にはあらがいなかった。
それは彼女も同じだろう、私達の中に同じ生き物が棲んでいる。
「・・・怖い・・・」彼女が私を抱きしめた、それは私も同じだった。
「でも・・・やめないで・・・・・」私は黙ってうなづいた、
不思議なものだこんな時にも彼女は強い。
「来て・・・私を・・・壊して・・・・・・」私は自分の物を彼女の中心にあてがった。
柔らかな肉の壁に沿って先端が潜り込んでいく、
彼女に中に。
「ん! んああああっ!」彼女が悲鳴を上げた、
最後までは入った。
全身が溶けてしまいそうなめくるめく快感。
彼女の胎内は、熱く、柔らかく、心地よかった。
「ゆっくり・・・動かして・・・あなたを感じていたい・・・・」、
私は逸る気持を押さえて腰をゆっくりと動かした。
彼女から溢れ出した温かに液体が肉の摩擦を和らげ、
とてつもない快感に変えてくれる「んっ・・・あ・・・・・んっ・・・・・」。
彼女の声が私を昂ぶらせた、頭の中が真っ白になり腰の動きが早くなる。
「ああっ・・・・な、・・・なんだか・・・変・・・・あああっ・・・・」、
「きっ、・・・気持ち・・・・いいょ・・も、もぅ…私は・・・・・」。
「だ、大丈夫だから・・・今日は・大丈夫だから・・・・あっ・・・・」、
私は彼女の中に思いのすべてをそそぎこんだ。
きゅっと、彼女のそこが収縮した「あああっ・・・・」、
覆いかぶさるように倒れた私を彼女はギュッと抱いてくれた。
どれくらい眠ったのだろう、気がつくと彼女の姿はなかった。
昨夜の雨がウソのように晴れた朝だ、私は急に頭に来た。
いっも勝手ばかりして何にも言わずに帰るなんて、文句言ってやる。
彼女の家はよく覚えていたお母さんって人が出来た方で、
私が遊びに行くたび良くしてくれたのを今でも思い出す。
五年振りになるのか、彼女の家に行くのは・・・。
私は玄関のチャイムを鳴らした、
お母さんが出迎えてくれた「これは、これはお久しぶりですねー」。
私は何となく気まずかった「お久しぶりです〇子さんいらっしゃいますか」、
「はぃ居りますどうぞおあがりください」何となくやつれた様子だった。
私は唖然とした、そこに入た〇子は位牌になっていた。
そしてその隣の小さな位牌私は聞かずにはいられなかった、
「〇子の子供です」「どう言う事ですか」私は声を荒だててしまった。
有名な日本酒でし。
八海山もね。
黄桜・・・飲む。
人生色々・・エロエロ・・。
封印。
え~~だれだれ・・。
おそまつでし・・。
初めて読んだ官能小説がこんなに切ないとは...
ブラボーさんすごいです。。。
マジで泣いた。です。
チョット作り過ぎかなってね。
夕暮れにちょぴりドキドキしながら❤読んじゃった(*´ノ∀`)コソーリ
最後は切なく少し哀しい終わりだったけど。。。ね。
おそまつクンでし。
鼻血でたわ。
そんな事はありませんょ、どうぞ、お気に召すまま。
削除させて頂きました。
全く違う意味でした。ちょっと嫌な思いをさせてしまいましたね。
どうぞ忘れて下さい。
そうですね、本来物語は書きなおしが当たり前ですから。
私は思いのままに書いてしまうので、つながらないとこはごまかし。
感じ方は人それぞれでしょ。
限りない物、それは欲望。
そんなに気持ちのいいセックスで果てたら幸せだ。
責任の取れない 行動は しない事です。
でも それが解るのは 月日が経ってからなのネ。
複雑ですね 女としては。(一応 女のつもり)
どうもハッピーなエンドにならない、私の心のせい。
段々壊れてく~~~。
酔っ払っ乳った~モミモミ。
これは私の作り話ですからネ。
ハッピーエンドにして欲しい~と思ってしまう。
まさか、ニコットで僕好みの文章が読めるとは思ってなかったけど、
後半ドキドキしたよ・・・・
何とも言えないね・・・
何処へ??
はぁ〜 またブラボーワールド世界ね〜
ブラボーしゃん さすが ブラボー サイコ〜w
男性には、本当に理解出来ているのかなぁ?
命がけの出産の○子さん。
命がけで一人で子育てしたさけ美さん。
どうしても、その溝は埋まんないさ。
思いは叶いました。
夜だけ、よんでチョ。
その通りでし。
彼女O子は最初からいなかったんだ。会いに来てくれた?のかな。
それよりも、夜のいとなみがおじょうずそうで^^イッテキマス。
もう一度したかったこと。
心から感じあい、幸せなけだるさの中で、消えたかったということ。
それが叶ったのかもしれない・・・。
そんなふうに思いました。
勝手に想像が膨らみます^^