国際線の飛行機も、ここ数年は持ち込み荷物量の規制が激しいですね。
亀吉は、いつも重量オーバーで、航空会社の前で荷物の振り分けをしていました。
１度空けたスーツケース（時々ダンボール）は、またＸ線を通し直すのですが。
成田空港で、それをＸ線に通すベルトコンベアに乗せたら、乗せ方が悪いと、
Ｘ線をチェックしていた女性警備員が私の荷物を投げてたのです。
「ねえ、きちんと扱ってちょうだい」と、その女性警備員の二の腕を軽く叩いて注意しました。

やっとこ、預ける荷物、機内に持ち込む荷物のバランスが取れて、
席も、通路側と指定できて、さぁ空港内を遊ぼうっと考えてたとこ、声をかけられました。
「空港警察の者ですが、ちょっとお話していいですか？」　「はい？」
振り返ると、後ろ手に腕を組んだ空港警察官が１０人位、私を取り囲んでいるぅ！
「うちの社員に暴力をふるいましたね」と、スーツ姿の別のおじさん。
１番最初に声かけてきた３０歳位のハンサムな男性は空港警察官だった。
「はぁ～～？」　確かに腕は叩いたけれど。事の成り行きを説明したのだが、
女性警備員の二の腕を叩いた事を、彼女が暴力として訴えたのだ。

それにも増して、私を囲んで、後ろにズラァ～と並んでいる警察官に感動した。
なんか、空港で包囲されたテロリストになった気分だわ。
って、そんな場合じゃない。２時間後には南の島に高飛びするんだから！

私は自分の荷物を警備員に投げられた事、暴力を振るっていない事を説明して、
それよりも、取調室に連行されて、出国できないほうが心配になってきた。
私と話しをしている警察官が、「そうですね。とりあえず、謝っておきましょう」
（うぬ。。。　本意ではないが、無駄な時間は潰したくない）
もう、謝りましたわ。
「これから気をつけるように」の警備員の言葉には、殴ってやりたかったわ。
悔しかったけど、そこは大人。それで、１件落着。
無事に、私の取り巻きになった空港警察官から開放されました♪

今は、チェックインカウンターへのＸ線は無くなったもようですね。
警備員の態度が悪くて、空港警察官から排他命令が出たのかしら？
んん。。。　　んなわけないな。