フェアリーテイル オリストーリ 18
- カテゴリ:自作小説
- 2010/12/19 18:32:49
ハッピー「前回までのオリストは?」
ルーシィ『何でか五年前のフェアリーテイルにタイムスリップしてしまった私は、そこでお馴染みメンバーと仕事に行くことに。バルカンってモンスターを倒す仕事なんだけど・・・ナツと私以外の皆が行方不明に!?』
『決戦』
エルザ「くっ・・・・ここは何処だ?」
グレイ「エルザ!!大丈夫か?」
エルザ「グレイ!?というと・・・ここは・・・」
グレイ「あぁ・・・バルカンの巣だ・・・」
エルザ「そうだ・・・あの色違いのバルカンは何なんだ?」
グレイ「あぁ・・・あれはな・・・・こういうことだ」
グレイは自分の後ろにあるものをさす。
エルザ「これは!?」
一方ナツたちは?
ナツ「エルザー!!!」
ルーシィ「そんなに大きな声出して大丈夫?」
ナツ「平気だ!!バルカンが来ても俺が退治するからな」
ルーシィ「頼もしいのね^^」
ナツ「なぁ・・・・ルイージ・・・・」
ルーシィ「何?」
ナツ「この仕事が終わったらさ・・・・今度は別の仕事にも一緒に行こうぜ^^」
ルーシィ「え?・・・・・・・う・・・うん・・・」(私は本当は未来から来たんだけど・・・・・でも・・・帰れるのかな?その前になんでタイムとリップしたんだろ・・・?)
ナツ「そうだ!!ルイージ!!!今度森の奥の魚屋に連れてってくれよ^^」
ルーシィ「え?・・・・うんいいわよ^^約束する」
ナツ「おう!!約束だ^^」
二人は指きりをする。
そのときだった。
バルカン『うぉぉぉぉぉぉぉおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!』
ルーシィ「何!?この馬鹿デカイ声は・・・・バルカン!?」
ナツ「おう!!!白い普通のバルカンだ!!!」
ルーシィ「ううん・・・まって・・・・後ろに・・黒いバルカンもいるわ!!」
ナツ「二体同時に出てきてくれるなんて都合がいいぜ!!おい!!!黒いバルカン!!!!俺の仲間を何処にやった!!!!」
ナツは目の前に現れた黒いバルカンのほうに拳を入れようとした。
しかし、白いバルカンのほうがそれを拒む。
ナツ「邪魔すんな!!『火竜の鉄拳』」
手に炎をともし、それで殴る。
白いバルカンの頭に入り、よろめく。
ナツ「おぉ?コイツそこまで強くねぇ!!!」
黒いバルカンが白いバルカンに近づき悲しそうに鳴く。白いバルカンは反応しない。
ナツ「黒いの!!仲間は何処だぁ!!!」
ルーシィ「待って!!!ナツ!!様子が変よ」
ナツ「へ?そうか?」
ルーシィ「えぇ・・・あの二匹まるで・・・・夫婦?」
ナツ「そんなことより早くあれ倒さねぇと!!」
エルザ「待てナツ!!!倒すな!!!!」
ナツ「エルザ!?」
グレイ「それくらいにしとけ!!俺らは無事だ」
ナツ「良かった無事だったんだな^^エルザ」
グレイ「俺は心配しねぇのかよ」
ナツ「お?いたのか・・・・」
グレイ「てめぇ・・・・」
ルーシィ「グレイも無事だったんだね^^」
グレイ「お・・おう!!当たり前だろ・・・・・」少し照れる
エルザ「良かったな・・・グレイ」
グレイ「え・・・?」
ナツ「それより倒すなって、どういうことだよ?」
エルザ「まぁ見ていろ」
しばらくすると、白いバルカンに近づくように小さなバルカンが現れる。
ナツ「な!?」
ルーシィ「やっぱり・・・夫婦だったんだ・・・」
エルザ「どうだ?ナツ・・・まだやるか?」
ナツは大きく首を横に振る。
エルザ「多分繁殖期なんだろ・・・バルカンは普段は大人しくめったに人前に姿を現さない生き物だ。しかし、このご時世だ・・・自然が少しづつ崩壊してきて住んでいた森に食べ物がなくなり人前に姿を現すようになった・・・・と私は推測する」
グレイ「この辺最近大きな工事あったもんな」
ルーシィ「そうだったんだ・・・」
エルザ「こちらから危害を加えなければ何もしない・・・私たちが先ほどここに無事でいたとおりな」
ナツ「そうか・・・じゃぁ帰ろうぜ^^」
ルーシィ「そうだね」
すると白いバルカンが目を覚ました。
ナツ「ごめんな;」
バルカンは『うぅ』分かったといわんばかりに一声あげて姿を消していった。
ルーシィ『こうして・・・私たちの仕事は幕をおろした。』
グレイ「はぁ・・・結局くたびれもうけだったな・・・」
エルザ「まぁいいではないか?」
ルーシィ「そうだね^^たまにはこういうのもいいかもね^^」
エルザ「またこのメンバーで仕事に行くか?」
ナツ「おう!!何か何でもやれる気がする」
ハッピー「うぅ・・・あい!!」
ナツ「おう^^ハッピーも勿論一緒だぜ^^」
ルーシィ「くす・・・・・・?」
ナツ「どうした?ルイージ!?」
ルーシィ「な!?」
ルーシィの体が透けていた。
続く
次回
ルーシィ「また未来で!!」
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- 亞梨亞
- 2010/12/29 21:38
- 続きが楽しみです^^
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