✪魔女の贈り物 last
- カテゴリ:30代以上
- 2010/12/17 18:20:04
カーシャには夫もいませんし娘もいません、だから、よくわかりませんが。
おばあさんが夫の事を思い出している時の嬉しそうな表情や、
それが消えた後の寂しそうな表情は読み取れました。
人間が愛によって嬉しくなったり悲しくなったりしている事は見てとれます、
カーシャは色々ある色のように、心と言うものが変わる事に強くひかれました。
今まで、知らなかった世界でした。
それから間もなく冬の光の日だまりが出来る頃になると、
何処からか上品そうなおじいさんがぶらりと公園に現れました。
おじいさんはまず子供たちの遊ぶのを見て、それから、
カーシャとおばあさんの座っているベンチをちらっと見て、
公園を一回りしてから帰って行きました。
おじいさんは次の日もまた次の日もパイプをくゆらしてステツキを付き、
またある時はハンティグ帽をかぶり、
雨の日にもこうもり傘をさして毎日姿を見せるようになりました。
おばあさんの横に座っているカーシャはおじいさんが現れる時間になると、
胸がドキドキしました。
帽子よりも、もうおじいさんの熱いまなざしに心が騒ぎ、
漂ってくるパイプの香りにうっとりなりました。
ある日、その日もおじいさんはいつもの時間に現れましたが、
つかつかとベンチの方へ近づいてきました。
カーシャは自分がおじいさんを探して来て、
おじいさんに魔法をかけたのも忘れて胸の高鳴りを感じてしまいました。
目を閉じて「どうしょう ? どうしよう ? 」悟られまいと胸に手を当てました、
気もそぞろなカーシャの前におじいさんは立って丁寧に頭を下げました。
「いい、天気ですね」「こんにちは、おじいさん」カーシャも挨拶を返しましたが聞こえるはずもなく、
代わりにおばあさんが「こんにちは」と言って目をあげました。
「今日は座らせていただいて、よろしいでしようか ? 」「どうぞ、どうぞ」、
おばあさんはカーシャの座っているところを手でしめしましたが、
カーシャはわざと場所をあけてやりませんでした。
おじいさんは座ろうとして見えないカーシャにぶっかり、
慌てて人一人開けた隣に座りなおしました。
腕をベンチの背もたれにかけておばあさんの横顔をながめ、
「いつも、そのお帽子がとてもよくお似合いだと、思って眺めていました」と言いました。
おばあさんの瞳が大きく輝きました、
魔女のカーシャはそっと夕暮れの空に飛び上がりました。
そして、コウモリのように飛び回りました。
次の日カーシャはいつもの時間に公園に出かけました、
が、そこにはカーシャの席はなくて、おじいさんが座っていました。
ふたりは、ぽっんぽっんと話しながら時々微笑みました。
カーシャは心を決めました。
それが何を意味するのか、カーシャは知っていました。
でも、カーシャは帽子をとって風に乗って飛び上がりました。
「あっ ! 」と、声をあげて頭に手をやったのはおばあさん。
すぐさま、腰を浮かしたのはおじいさん。
帽子は風に乗って吹き飛ばされるように見えますが、
地面に落ちようとしないで舞い上がりました。
おじいさんは少し追いかけて、立ち止まって、手を突き出して、空を見上げました。
「さようなら」魔女のカーシャは上へ上へ飛び続けながら黒い帽子を脱いで、
チュールのレースの付いているあの帽子をかぶりました。
「おばあちゃん、帽子いただいてごめんなさーい。
その代わり素敵なおじいさんプレゼントしたでしょ」、
誰の目にも見えませんが、カーシャにもその帽子はとってもよく似合っていました。
「おぱあちゃん、お幸せにね。もう、楽しい思い出は、悲しいなどと言わないで」、
カーシャの目に涙が浮かびました。
涙は大きくなり、やがてカーシャを体をくるんで行きました。
カーシャの体はだんだんと小さくなり涙の中に溶け込んで行きました。
しばらくして、黒い帽子が空から落ちてきました。
おじいさんがそれを拾って、ほこりをはらい、ベンチのおばあさんに差し出しました。
おばあさんがかぶると、おばあさんは魔女のカーシャのようになりました。
最近はユニクロの下着だ。
ティーバック。
それじゃ・・スキャンティ・・。
パンティーだ・・。
哲郎・・。
銀河鉄道999・・・。
おサルさんんだょ~~~♪・・・・・・・・・。
これがゴーストライターの実力でし・・・ファファファ~~~~~~。
うぅぅぅぅ・・・読んで泣いてしまった・・・ってあんたが書いたんじゃろ。
うらんしゃん・・・い・け・ず。
内緒で〜すw
TV消そうと思ったら やってたんですよ〜〜w
え~!! 何の映画なの教えて?。
たまたま・・・映画 観ました。
バラのドレスも
ちょっと色黒で
強い意志を持った 主人公。
素敵ですね。
溶け込んでなくなっちゃダメでしょ。
出したら、みなさんには無料でおくばりします。
ホントはみんな幸せになりましたとさ・・が一番いいんだけどネ。
単発なのでこの物語はこれで終わりでし。
もう一回、人魚姫読んでミょーっと。
みんな幸せになろう。
想い出は、薔薇色でし。
お~!! 私はいい役でしたーん。
あなたの大事なものちょーだいってかんじ(≧▽≦)
涙の中に溶け込んでいきました…
ってフレーズがスキ❤
あたしも好きな人と溶け込んで一緒になりたいって
昔々のその昔~思ってたなぁぁ~~(*´∀`)きゃっ❤
帽子も男性の好みも同じだなんて。
おばあちゃん、新しい幸せを見つけて楽しい思い出を紡いでゆけますね。
でもなんか、カーシャが切ない。
う〜〜ん。ブラボーしゃんらしいのかな〜。
人を傷けない
その心がブラボーワールドなんでしょうね。
そんなファンの一人です^^
この続きあるのかな?!w
同じ帽子に魅せられた。その帽子を手渡したくない思いゆえに、
その出会いが深まった。おばあさんを引受けてしまった。
ラストのカーシャが人魚の姫のように思えて、胸がつまる
感覚になってたです。
カーシャもきっと幸せだったと思います^^
カーシャは帽子を持っていく代わりに
楽しい思い出は幸せだというプレゼントを
渡してあげたんですね。
ちょっぴり切ないけど、寒い季節に
ぴったりの心温まるお話でした❤
こぅ~う・・・・・どう言ったらいいのか・・・・・・
二個の帽子の お話でした。?・・・
魔女さんとおばあさんは内と外 二人で一人?・・・・・かな
おじいさんはブラボーさん?・・・・・。
と 感じました。
また次回作、ヨロピクネ。
素敵なんだけど、切なくて、嬉しいような、寂しいような・・・
カーシャ・・・自分の欲しいものを手に入れられて、幸せだったのかな^^
また、読みたいです。
次の作品まってますね^^心が安らぎますね^^
癒されてます。ありがとう^0^
おばあさんは魔女にはなってないでし、
カーシャの想い出の品を最後にプレゼントしたのでし。
魔法が気持ちに勝てないことに、ちょっぴりホッとします^^
おばあさん、良かったですね~w
そうかもしれませんねー、人は高い代償を払っても手に入れようとするものがありますからネ~。
きっと誰の胸にも魔女が住みついてるじゃないのかな?
本当に欲しいもののためになら
私も魔女になれるわぁ〜w たぶんw
その通りでし、リアルでもいい想い出作りをして行きましよう。
「楽しい思い出は悲しい」と言ったおばあさんの言葉・・・
カーシャは、楽しい思い出になる様に、って思っていたんだね。
しぇいかい、単純に言うとそれだけでんがな。
何か粋ですね~
読解力ないのでそれしか分かりましぇん;
今まで書いていたのは、ほとんどが一話完結物が多かったんでし。
長々と読んでいただいてお疲れ様。
最後が予想もしなかった展開に・・・・・すばらしい・・・
思い出よりこれから作る思い出って事・・・思い出に縛られて魔女になってしまうってことなんやなぁ・・・
そやなぁ・・・思い出に縛られんと、これからのたくさんの出来事に心振るわそっと・・
やっとブラボー世界の扉をあけたような・・・・勘違いやろか・・・笑)