とある仮定の家庭のお話


「ねぇお母さん、私進研ゼミ始めたいんだけど...」

「あなた塾行ってるじゃないの？今更進研ゼミなんて何で始めたいの？」

「えっとクラスの～ちゃん、私と同じ塾に来てるんだけど進研ゼミもやってるんだって...
　成績も私よりいいし勉強するのにいいって言ってるんだって」

「そうなの？でもわざわざそんなもの増やさなくても勉強の仕方変えたら
　あなただってまだまだ成績は延びると思うわよ」

「えぅ...自分のやり方考えるよりもそれで私よりいい人がいるんだから
　そういうの見習った方が早く成績上がると思うんだ！だから、いいでしょ～」

「ん～まぁそれで成績が上がるんなら...」

「ほんとに？やった！すぐ申し込んでいい？早く申し込みたいんだ！」

「...変に勉強熱心になったわねぇ」

「え！？そんな事ないよぉ、ほらそろそろ真剣に勉強して成績上げないとって思って」

「あなた今までそんな風にいった事なかったじゃないの？」

「それは～...真面目になったという事で...」

「少し考えさせて、パパにもちょと相談しないといけないしね」

「え～！？少しっていつまで？早く申し込みたいの！」

「.....あなた何か隠してない？なんでそんなに“早く”なの？」

「は、早く成績上げたいだけだよぅ...順位高い方がいいじゃん」

「それだけ？ほんとにそれだけが理由なの？」

「それはえっと...」

「言わないなら言わないでいいけど...ママ調べちゃうわよ？」


笑顔の母親とそれを見つめて諦める娘の図


「....う～ニコタでアイテムが貰えるのぅ...」

「....そうなの？」


ＰＣで詳細を確認する親子の図


「...成績を上げるのは嘘じゃないのよね？」

「う、嘘じゃないよぉちゃんと勉強も頑張るから～」

「しょ～がないわねぇ...今夜パパに話してみるわ」

「ほんと？やった！だからお母さん大好き！」


パパお疲れ様、帰宅後お食事中の図


「って事で進研ゼミ始めたいって言ってるんだけど..いいわよね？」

「あいつもしょ～がない奴だなぁ...
　まぁそれで自分から頑張るって言ってるんならいいんじゃないか」

「それとね、パパ」

「なんだ？改まって...」

「私もこどもチャレンジを始めようと思います」

「な！？ママ何言ってるんだ？」

「間違いました、こどもチャレンジを始めます。決定事項です」

「ちょっと待ってママ、なんか言ってる事おかしいからちょっと待って！」

「決定事項です」

「ママ聞いてママ、そんなお金ないでしょ、そんな余裕どこにあるの！」

「大丈夫よ～」

「大丈夫って何を根拠にそんな自信を...」

「パパのお小遣いがちょ～～っと減るだけだもの、大丈夫よ～」

「マ、ママ！今でもきついの！今でもすごく苦しいの！ね？ね！？」

「お小遣いが欲しかったら、頑張って♪」

「マ、ママ～！？ママ～！？」

「頑張れパパ♪」


そんな様子をドアの隙間から見て娘ひと言


「お父さん...ごめん....」


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ん、上はただのおまけ
ふと思ったんは申し込んでアイテム回収した後辞める人とか出そうやなぁいう事
そこまであほな事する人もそうおらんとは思うんやけど...
ニコタの現状と今の世の中見とるとそんな常識はずれな事も普通におきてそやな、と
普通やったらさすがにそこまでな～って思うんやけどね
まぁただの仮説と可能性の話