GPF選手紹介④
- カテゴリ:スポーツ
- 2010/12/08 21:00:25
さくっと次いきましょー。
カナダのパトリック・チャン選手。
巧いです。
とにかく巧いです。
めちゃめちゃスケート巧いです。
フィギュアスケートの「フィギュア」とは図形という意味で
もともとスケート靴のエッジを使って図形を描く競技であったことが
名前の由来です。
今は図形を描く「コンパルソリー」は競技から外されましたが
彼はカナダでお年寄りのコーチから徹底的にコンパルを叩き込まれて
育ったそうです。
彼の滑った跡をトレースすると、美しい図形が描けています。
しかもそれがビュンビュンスピードにのってて、プログラム全般通して
淀むところがない。
ジャンプですら、その流れの中で、スピードを落とさずにかっとんでいきます。
この選手がジュニアからシニアに上がったころ、あまりの巧さに
あと数年したら誰も彼には勝てなくなるんじゃないだろうか、と思って
見ていましたが、なかなか現実にはそうもならなくて。
というのも、彼のプログラムは、おそろしく難度の高いもので、
常に何かしらのステップを踏んでいる。
そのために、クリーンにプログラムを滑りきることがほとんどないのです。
なのに今期は4回転まで取り入れてしまいました。
もはや彼がクリーンな演技をするのは奇跡・・・じゃないかと・・・。
ショートプログラムは『テイク5』、クールなジャズナンバーですが
何を取り違えたか、パブでの女の子との駆け引きのシーンらしいです。
冒頭の「ヘイ、カノジョ、ボクと遊ばない?」なところや、中盤の
両側から女の子に引っ張られて、「おいおいやめろよ~」とニヤけて
女の子から平手打ちされる・・・という小芝居を見ると、イラッとくるのは
私だけ?
そうそう、老け顔ですが、彼はまだ19才です。
いろいろと若気の至りなんだな。うん。
恥ずかしい青春の1ページ!
まさにそんな感じかもw
案外本人は楽しく演じているかもしれませんがw
彼の正しい活かし方がどういう方向なのか私にもわかりません。
でもひたすら技術を見せつけるというのも競技的にアリかもしれません。
超絶巧いことは確かです。
それはそれで、興味がそそられるかも(^_^;)
そんなに巧い選手なのに残念なような、ホッとしたような…。
日本選手にがんばって欲しいですもんね^^
恥ずかしい青春の1ページをこれからも刻んでいくのかな~?
ね!イラッときますよね!w
トランジションって具体的に何なのか、調べてもよくわからないんですよー。
ですが、Pチャンのすごさは、見る限りスピードを上げるためにバッククロスを
繰り返すなどの動作が皆無なところ。
圧巻はSPの4Tまでの入り方です。あれで跳べるなんて。
ジェフリー・バトル!!
彼はまたPチャンとは違った鬼です!
彼は音取りの天才で、細かい音が余るのも許せなかったみたいで
ウィルソンが振付けたものに勝手に自分で振り付け足してたそうです!
ウィルソンプロは振りを省略しちゃう選手も多いというのに。
そんなストーリーだそうですw
なんていうか「おまえそんなシチュエーションないから!」って
ツッコミたくなりますよねw演技だとわかっててもw
まだ若いんだから、がむしゃらにいくのもいいのかな、と思います。
ギリギリまで攻めるというのは、競技者として大事なことなんじゃないかと。
果たして彼があのプログラムをノーミスでやってのけることができるかどうか
見守りたいと思います。
そういえば、やったら冒頭の作り笑顔がすごいな~(コワイな~^^;)と思ってたんですけど
確かにあのあたりの一連の演技は、なんともなしに…イラッとくるかも^^;。
何かしらのステップをふんでいるというのは、トランジションが多いってこと?ですか?
カナダの男子選手ってそういう伝統?なのでしょうか。ジェフリー・バトルも
トランジションが多い選手だったと記憶しています。どうでしたっけ?(ちょっといい加減?^^;)
全然気がつかなかったですwww
上手くても常に上を目指しているのでしょうか。
精神力が顔に表れているのかな^^;
「コンパルソリー」などあったのですね。勉強になりました。